成人の日に思う

決めた道を真っ直ぐ進め、諦めなければ花は咲く。
今日は成人の日です。おじさんにはピンとこない。
昔から成人の日は小正月の15日と決まっているのに。
三連休をつくる目的で(ハッピーマンデー制度)第2月曜に変更された。
それではありがた味がない。と、毎年怒っているのだが、それももう今年でやめよう。
成人といえば20歳だったのだが、選挙権も18歳に下がった。
少年法の規定も18歳からに変わりつつある。そもそも元服の儀は15歳だった。
「おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年」を国民がこぞって
祝い激励するのが成人の日の目的なのだが・・・
成人が幾つからを指すのかも目的も曖昧になってきている。
休みだけが先行する。若者が健全に育つことは国家の安泰のはず、
こんな風潮で良いのか。甚だ疑問だが、未来を築くのは我々ロートルではない。
若者たちである。兎にも角にも、新成人を祝おう。
小泉内閣の時だから、もう何年になるのか・・・平成15年だから15年前か。
施政方針演説で「この国は科学技術創造立国」をめざす・・
そのために「バイオテクノロジー」の開発に力を入れると強調。
その結果、300社を超えるバイオベンチャー企業が誕生。
日本は世界に冠たるバイオテクノロジーの国になる予定だったが。
その後の目まぐるしい政変で、バイオのことなど、置いてきぼりにされた感がある。
日本は世界に類を見ない超高齢社会です。高齢国家は医療大国にならざるを得ない。
医療とは製薬です。診断技術が進み病名が明らかなれば、その治療は・・
手術か薬しかない。次々に生み出される新薬こそが、高齢社会の健康を支える。
置き去りにされたバイオだったが、その研究を真面目に続けている製薬会社がある。
面白い広告が掲載された。バイオでしか行けない未来がある。・・・(写真参照)
医療の未来をバイオの力で切り拓こうとの心意気が感じられる。
新成人のみならず、若者に申し上げたい。
世の中の移ろいは速い。自分のやっていることが陳腐に思えることが多い。
決めた道を真っ直ぐ進め、諦めなければ、花は必ず咲く。Goto
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12/27日本経済新聞

コメント

  1. Goto より:

    遅くなりましたが、
    あけましておめでとうございます。
    西郷どん・・・
    大河ドラマでどのように表現されるのか、
    楽しみですね。
    物事が思った通り、願った通りに
    偉大な足跡残した人は皆・・・朝を制する言われます。
    西郷どんの早起き法ご存知ですか。
    目覚める「エイヤー」布団を蹴り上げるですって。
    朝に弱い人は試されると良い。
    年末に一度訪問しようと思っていたのですが、
    ままなりませんでした、近々に伺います。
    今年も変わらぬご指導願います。
    Goto

  2. レモンハート より:

    こんばんは。西郷どんがはじまりましたー。成人の日に思う。若き西郷、大久保を育てたのは間違いなく島津斉彬。成人が大きく育つためには、政治はもちろん、企業の志が大切。成人の日は、リーダーたちがリーダーシップを持って若者たちを育てる決意表明の日。そして、若者たちはそれを受け止める力を育てる日。なんて日本人全体で世界の動向を考えれたらいい日になりそうですね。