現代社会のひずみがもたらすブームなのでしょうか?
なんとまぁ・・・大変なネコブームです。
昨年の推計飼育数は・・・952万6000匹だったそうです。
因みにイヌは892万匹で、イヌは減少、ネコは増加傾向が続くと。
ネコブームによる経済効果は年間2兆3162億円に達し・・
「ネコノミクス」なんて呼ばれています。凄い額です。(毎日朝刊・2/21付)
この数字をどのように推計するのか・・・よくわかりませんが。
ペットフード製造・販売する業界団体であるペットフード協会が
5万人を対象としたインターネット調査の結果だそうです。
1000万匹に近いネコがペットとして飼われているってことは・・
日本の総世帯数が約5200万(15年、国勢調査)・・
5軒に1軒はネコを飼っている計算になります。
本当かいなと思うのだが・・・言われてみれば、
早朝のウオーキング中でも、民家の垣根越しにネコが
飛び出したりする回数が増えた気がします。
こんな田舎で、そう思うのですから、都会じゃ、ネコまるけ・・ってことかな。
経済規模が2兆3千億円・・・関西大学名誉教授の発表だそうですが。
この額ってGDPの0.45%なります。合算データはありませんが、
イヌと合わせると・・ペットの経済効果がGDPの1%超ってことになります。
本当なら、おネコ様、おイヌ様ですね。びっくりポンです。
なぜ、ネコブームなのか。ネコ好きで名高い養老孟司先生曰く・・・
ネコは独居性の動物、室内に置きっ放しでも、放し飼いでも可能で飼い易い。
日永ゴロゴロしていて・・・一緒にいてもイライラしないで済む。
人間関係が希薄で複雑な時代。言語ではないコミニケーションが成り立つのが動物、
イヌは主従関係だが、ネコは親子のような関係で、イヌより近しい。
人間関係の満たされない部分、その隙間をネコが埋めてくれる。
小さい頃から家族に守られ、地域の子供が減り、学校同年代の子としか触れ合わない、
異性や他人との付き合い方が分からない。望めばなんでも手に入る生活で辛抱できない。
それなら「動物といる方が楽だ」そんな社会ゆえのネコブームと分析。
我が社が岐阜市内で発行するハッピーメディア・地域みっちゃく生活情報誌
「GiFUTO」(写真参照)3月号の表紙は「ネコ」・・
フリモARで映像を見てもらうと、ネコの気持ちが360度カメラに
収まっています。でネコを飼っていない人でもご覧になると、
ネコに癒されます。 Goto
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