政治も経済も淘汰、再編の時代に入ったようです。
今更申し上げるのも陳腐なことで気が引けるのだが、
日本経済、少子高齢化、人口減少に歯止めが掛からない以上・・
縮小均衡に向かわざるを得ない。
そもそも、経済は需要と供給のバランスで成り立つ。
需要が減るのだから、供給も必然として減らさねばならない。
日本のあらゆる産業界は・・・淘汰・再編の時代に入ったのだが・・
日本経済は奥が深い、人間も業が深い・・・小異を捨てて大同につく・・
そうしないと、生き残れないのは理解できても、行動に移すのは難しい。
ましてや、大手一社が主導権を握り、圧倒的に強い業界では、
他の中小企業は生き残れない状態になる。
そんな状況を打破するには、それぞれのトップに相当な覚悟がなければならない。
陳腐な政治の話です。
政治って、不思議なんですが、権力って魔物です。
権力を握れば益々大きく強くなり、権力から遠ざかれば遠ざかるほど、
バラバラになります。日本の政治状況、まさに野党がその状態です。
政治は数です。少数意見を取り入れてこそ民主主義と申しますが。
数が少なければ、政策が反映されることはありません。
大儀なき解散と言われた昨年末の選挙、自民党一強が一層強まり、
野党はバラバラに分裂しました。どの政党がどんな主義主張なのか、
よくわからないほどに・・・
しかし、ここにきて大企業、自民党に対抗するには、
分裂していてはいけない。そんな力と、そもそもが、同じ党だったのだからと、
民進と希望両党が大型連休明けに新党を結成することに合意しました。
政党の寄って立つ根拠である、綱領と基本政策を煮詰めての新党、
手順としては、申し分ないのではと思います。
綱領では新党を「中道民主政党」と位置づけ・・・
他の野党との違いは「改憲議論を容認」する・・・
それが中道民主ってことなんでしょう。
これで、政治は三極に整理されましたが、
でも、昨年来のゴタゴタで、あいつがいるから新党に参加しないとか、
無所属の会というわけのわからない党にとどまるとか・・混乱は続くでしょうが。
でも、いつの間にか、野党も新しいリーダーに顔ぶれが変わっていると思いませんか。
来年の参院選までには淘汰、再編されるでしょう。
新陳代謝とはこのように起こるのですね。産業界も・・・Goto
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