北海道震度6地震と、厚労省の統計調査変更のニュース、どっちが……
エッと、新聞を手に取りビックリしました。
21日、自宅に帰りひと息入れ、自室に入ろうとした21時半ごろ……
居間のテレビから緊急ニュースが……「北海道で震度6」の地震がと……
またか。昨年の9月……北海道の南西部で震度7の……
見渡す限りの山肌が同じ方向で土砂崩れ……42人が死亡、衝撃的な写真が脳裏を過ぎりました。
札幌の仲間、滝川の、旭川の支局、社員はその家族は……大丈夫かと、
思わずNHKの特別報道に見入りました。
22時14分、総務から「現地支局長と連絡が取れ、無事、直接的な被害はない模様」と
緊急連絡が入り、ホッと胸を撫で下ろした。……JLAA(一般社団法人・日本地域広告会社協会)の
札幌のメンバーには直接連絡、出張先だった彼、会社、家族とも大丈夫ですよと……
なんと言っても、厳寒の地です。被災された方に救助の手が瞬時に伸びますようにと、
祈るしかないのですが。NHKでは、北海道警では22時30分現在、負傷者3名、
死傷者の連絡は無しとの報道を聞いて……自室に戻った。
で、一夜明け。5時、ポストに新聞を取りに行って、地元新聞を見てビックリ。
一面、目に飛び込んできたのが、震度7、県内死者3700人と。エッ………
3700人の死者。あの後、とんでもない地震が北海道を襲ったのかと。
人間という奴は、いや私という奴は、そそっかしいたらありゃしねぇ。
岐阜県で内陸直下型の地震が発生した場合、被害想定を県独自で、算出したら、
そんな被害がでるとの公表記事でした。なーんだ、と自分の早とちりに苦笑したのだが。
でも、間が悪いと申しますか、昨夜の北海道地震の翌朝の朝刊……一面トップが…
驚いた岐阜新聞の読者は私だけでしょうかねぇ。
で、です。写真を参照願います。私が日々購読する6紙(朝日、毎日、読売、日経、中日、岐阜)の
一面を並べました。全紙一面には読売「厚真 震度6弱」朝日「北海道 震度6弱」
日経でも「北海道で震度6弱」朝刊の締切時間が割と早い毎日でも「北海道・厚真 震度6弱」と
一面で段抜き、第2トップで報じています。
それが、どうでしょうか。岐阜新聞は「震度7、県内死者3700人」のトップ記事の
見出しと被ると踏んだからなんでしょうか。北海道の地震は一面には掲載されていません。
社会面には他紙同様に地震の模様が掲載されていますので、
時間的に掲載が締切に間に合わなかったってわけではなさそう。整理部の判断なんでしょうねぇ。
だから、どうだってことではありませんが。
即効性を求める新聞の特徴、ニュースを追い求める新聞の姿からすると、
幸いに死者こそ出なかったが、北海道で震度6は、一面で外せないニュースではと
私は思うのですが。
私の感覚が間違っているのか、それとも、一面に掲載の厚労省、
統計問題の方が、北海道地震よりも重要なニュースと判断する整理部の感覚がおかしいのか。
その答えは読者が出すと思うのですが、ちょっとピントがねぇ。Goto
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