「児童虐待のない社会へ」やれることは何でもやる。その覚悟です。
児童虐待防止の啓発活動は社会をあげて取り組まねばならない重要課題です。
我が社では、岐阜県で発行するハッピーメディア®地域みっちゃく生活情報誌
736,118部(岐阜県下世帯カバー率90.5%)で毎号特集を組んで県民に
防止啓発活動を呼びかけています。
岐阜市では柴橋正直市長が市政運営の柱に「子どもファースト」を掲げ、
子育てへの支援活動を強化、同時に児童虐待防止の啓発活動を本格化、
市議会と連動して「絶対に虐待のない街づくり」を目指しています。
私の覚悟です。我が社が発行するハッピーメディアで「児童虐待のない社会」を築く。
その為には、まずは「読者に虐待だと思ったら189番(いちはやく)に電話する」
189番認知の徹底から始めています。
痛ましい虐待事件が起こるたびに、「なんとかしなければ」なんて、
誰もが思うのですが、でも、人間のサガでしょうか、喉元過ぎれば
忘れてしまいます。でも事件が起きれば110番。火事ならば119番は、
私たちの頭に染み付いています。それと同じ「子どもに異変を感じたら」
189番も全ての日本人の頭に叩き込みたいのです。
子どもの虐待を察知できるのは、病院、薬局です。虐待で子どもが怪我をしたり
体調に異変が生じると、治療薬を求めて薬局に、あるいは、病院に駆け込みます。
ですから、岐阜県では、薬剤師会と連携、県下の大半の薬局にポスターを設置しています。
(写真参照)
情報誌で毎月啓発紙面を作るのは元より、ポスターの他に、
車や玄関などに貼ってもらうステッカー。胸に付けてもらうピンバッチなどを
制作して、市民レベルでやれることは、どんなことでも躊躇なく取り組んでいます。
ハッピーメディアは地域みっちゃく生活情報誌(全国930万部発行)の他に、岐阜、群馬、
三重、滋賀、鳥取の5県で子育てママの応援本「ままここっと」(26万部)を発行しています。
「ままここっと」でも189番認知活動を展開しています。
虐待が察知できるもう一つの場所。それは学校です。
このほど、文科省は虐待事案で学校や教育委員会が取るべき対応手引きを作成しました。
重要なポイントが含まれています。
1、虐待の確認がなくても通告。誤りであっても 刑事、民事の責任は問われない。
1、虐待の恐れがある子どもが7日以上欠席した場合、児童相談所に情報を提供する。
当然だと言えば、当然ですが。千葉県野田市の事件や、東京品川の虐待事件などは、
学校側の保守的な態度が事態を悪化させた要因でもあります。
そこに踏む込んだ文科省の姿勢に敬意を表します。
「児童虐待のない社会」を築くに、やれることは、なんでもやる。
その姿勢以外にありません。Goto
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