「かゆみ」の研究センターが。

「手のひらが「かゆい」のはお金が貯まる兆しですって。
関東を襲った大型台風、大丈夫でしたか。
おかげさまで、この地方は被害もなくすみました。
10月の上旬を過ぎてもまだ、真夏日が観測されたこの地方ですが。
中旬に入りやっと、秋らしい気候にと申しますか、温度が下がりました。
そのせいでしょうか。早朝ウォーキングでのストレッチ中に、いつまでも蚊が……
耳元で「ブゥーン」なんて聞いたら、即、腕や脚が、いや顔まで刺されましたが。
蚊に刺されるってことは、私の血は「健康な血」ってことなんでしょう。
健康のバロメーターだと思って「かゆみ」は我慢することにしました。
下手に掻きむしったりしますと、真っ赤に腫れ上がり「かゆみ」が増しますから。
その蚊もさすがに、いなくなったようで、ウォーキングが一層快適になりました。
我が社では、全社員が、毎朝、朝日新聞の一面名物コラム、
「天声人語」を書写しています。なぜ、朝日新聞なのかは別として、
新聞離れが止まらないこの頃、社員にとって、新聞の顔である一面に触れることは、
新聞に親しみを持ち、新聞の役割や価値を理解する上で、良いことだと思っています。
私は毎朝、6紙の新聞に目を通すのを日課にしています。
アドマンは「新聞を下から読む」のが鉄則です。まず広告を見るのです。
そして、一面に目を向けるのですが。新聞通は「一面のコラム」から目を通すといいます。
その日、その時の旬な話題を、朝日の天声人語なら603文字に切り取り。
読売なら「編集手帳」で人情深く語ります。毎日は「余禄」460文字で鋭く切り込みます。
最近、日経の「春秋」は以前の「編集手帳」のような「人間味」が溢れる文章が多いようです。
そう思うのは、この2年ほど「編集手帳」が軽くなったからでしょうか。
毎日の「余禄」からです。
「かゆみ」っていう奴で「手のひらがかゆいのはお金が入る兆し」だといいますが
手のひらの「かゆみ」は内臓の病気を知らせる兆候だともいわれます。
糖尿病や腎不全、肝硬変などの内臓疾患や内服薬の影響が原因の深刻なかゆみがでると。
蚊に刺されたなど一般的な「かゆみ」には、かゆみ止めの薬がありますが、
薬が効かない難治性のかゆみもあるそうです。
そんな「かゆみ」のメカニズムを解明する日本で初めての研究機関が
順天堂大大学院にできたそうです。「かゆみ研究センター」といい米独に次ぐと。
今まで弱い痛みが「かゆみ」だと考えられていたのですが、
実は痛みとは別の神経で伝達されているそうで、皮膚の上辺の「かゆみ」研究が
進むほどに奥が深いようです。
私の「かゆみ論」は「かゆみ」は辛抱すれば自然に消える。
「かゆい」と「痛い」の中間が「心地良い」感覚ではないかと思っていたのですが、
「かゆい」についてそんな安易に考えてはいけないようです。
「新聞を読もう」このブログのテーマです。
「かゆみ」ひとつもそんな風に丁寧に教えてくれる新聞に、
私は感謝しています。Goto

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