植物由来の「生肉」が店頭に並びます・・・・
高齢者は1週間に一度や二度は「肉」を食べなさい・・・
枯れてしまわぬよう、元気をだすために。そんなことが影響しているのか、
最近は、若い人よりも高齢者の購買意欲が高い、とはスーパーの経営者の話です。
イオンの一部店舗、精肉売り場に「大豆肉ミンチ」が並びました。
植物由来の「肉」をハンバーグなどの加工品ではなく、生の食材として
販売されるのは国内流通大手では初めてのことです。
健康志向もここまできたのかと思うと・・・
近頃めっきり肉派に変身した私としては気が引けるのですが・・・
「大豆肉」と言われても・・・食べる気がしないです。
でも、健康だけじゃない。環境や食糧を取り巻くリスクの高まりを想定して、
先んじて植物肉などの食材に慣れ親しんでもらいたい・・・となりますと
考えさせられます。世の中はサスティナブルブームです。世界の人口、75億人、
2050年には100億人になるのではと言われています。
食糧難も他人事ではありません。
「飢餓の撲滅」はSDGsの重要課題の一つです。
その達成には三大要素の一つ、タンパク質の増産が欠かせません。
へぇ〜って思う数字ですが、肉牛を育てる場合、1キログラムのタンパク質の生産に
飼料10キロが必要になり、1キロの体重増加には2万2000リットルの水を使用・・
温暖化ガス2800グラムを排出するといいます。ほんまかいな・・・驚きです。
環境負荷を踏まえれば、増加するであろう食肉需要を畜産で賄うのは
いずれ困難になります。であれば大豆とは申しませんが「サスティナブルフード」に
目を向けるのは時の流れといえます。そんな背景からイオンでは「植物肉」の
シリーズを展開、取り扱い店を大幅に増やすのです。
熊本のメーカーでは大豆から独自製法で肉と比べ旨味と食感までもを再現した
「ミラクルミート」なるものを開発、販売に乗り出すそうです。原料調達から生産、
廃棄までの温暖化ガス排出量は牛肉の25分の1以下となるのがミソです。
そうと聞けば「植物肉」を食べねばと思うのですが・・・
でも、高価ですが、岐阜県の「飛騨牛」を食べると元気になる気がします。
もちろん、鹿児島県・黒豚のロースも美味い。ご当地の古地鶏もなかなかです。
高齢者は・・植物肉よりはねぇ・・・・Goto
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