デジタル庁発足

ローマは1日にして成らず・・・焦らず一つひとつミッションを。
菅首相の肝煎りで「あらゆる手続きが役所に行かなくてもできる社会」を掲げて
デジタル庁が発足しました。まずもって「船出」を祝福します。おめでとうございます。
世界から2周は遅れてしまった日本のデジタル化を取り戻して欲しいです。
新しいことを始めれば、批判もあれば陰険な妨害もあるでしょう。
ましてや、菅首相が退陣です。首相の後ろ盾がなくなり梯子が外されました・・・
中央官僚の逆襲に動きが取れなくなるってことにならねばと危惧します。
不安な門出ですが・・・怯んだらこの国に未来はありません。
やらねばならないことを一つひとつ丁寧にお願いします。
まずはスケジュールの1番目、ワクチン接種歴の証明書である「ワクチンパスポート」の
電子化・・これを早急にやり遂げて欲しいです。
ワクチンパスポートの功罪などに惑わされず・・コロナ禍で経済を動かす
重要な手段です。これが成功すれば次のミッションである・・公的給付金の迅速給付へ、
預貯金口座をマイナンバーと一緒に事前登録する制度も前進します。
そして、マイナンバーカードと運転免許証、健康保険証を一体化する。
さらには子育てや介護など暮らしに密着した31の手続きをオンライン化する・・
ここまでが22年度末までの任務です。ワクワクするじゃありませんか・・・
発足にあたって、メディアがいちばん心配しているのは、律令国家がぶち壊されることへの
官僚の抵抗です。省庁に横串を刺さねば・・「あらゆる手続きが役所に行かなくても」には
なりません。お上のお上たる所以に触れるのです。バカバカしいのですが・・
それが、今日、日本が世界から2周以上デジタル化が遅れている根本的原因です。
ですから・・デジタル庁は霞ヶ関で「異端児」扱いです。そもそもが官民の混合部隊です。
民間は別として、出身省庁から睨みが効いている連中の集まりです。
省益に触れれば想像を絶する妨害に合うことは必定です。
政治が政局になりました。
なかなか複雑な船出ではありますが・・「ローマは1日にして成らず」です。
焦らず頑張って下さい。少なくとも心ある国民はデジタル庁を応援しています。
ぜひ、頑張って下さい。Goto

コメント