アベノマスク

国民は律儀にマスクを付けているのです。倉庫に眠らせてはもったいない。
先日・名古屋に行ってきました。祝日だったせいもあるのでしょうか。
ひと気のない岐阜の田舎に暮らしているものですから・・・
名駅周辺の人出にびっくりしましたが・・・東京はこんなモノではないのでしょうねぇ。
「人流」を抑制せよと専門家が叫んでいますが。どこ吹く風です。
愛知では11/5・・感染者数がゼロです。ゼロですよ。驚きではないですか・・
でもです。私が感心するのは・・・見渡す限り人・人・人ですが
マスクを付けていない人がひとりもいないのです。稀に付けていない人もいないのです。
日本人って凄いですね。世界中でこんな国はないのでは・・・専門家にお尋ねしたいですね。
という事は・・・マスクは使い捨てが大半です。需要が高い商品です。メーカーは今も
フル稼働で生産しているのでしょうね。・・・やはり輸入に頼っているのでしょうか。
それとも、国産のシェアがある程度あるのでしょうか。知りたいものです。
ところで・・会計検査院は官公庁や政府出資法人を調べた2020年度決算検査報告を
岸田首相に提出しました。改善を求めたのは210件、総額2108億7231万円。
コロナ対策費を検証した結果、国が調達した布製マスクの大量保管や
持続給付金の再委託など、ずさんな契約や管理の実態を指摘しました。
あの鳴り物入りで調達され、不評の極み、安倍政権のコロナ対策・
無策の象徴だったあの「アベノマスク」が8272万枚・・未だ手付かずで
倉庫に眠っているのには驚きですね。(約115億円分)
補完費は昨年8月から今年の3月迄で約6億円。厚労省は契約した納入業者に口頭で
素材や構造を示したのみで仕様書を作らず発注。品質の保証もされず、不良品が続出、
改めて検品費用17億7千万、納品遅れ(そんなこともありました)に伴う経費
約21億4800万円も国が負担。総額は、約500億円に上ります。
緊急時です。制度設計や仕様書が中途半端で、予算が執行されたのは
理解できなくもありませんが・・・それにしても杜撰です。
当時の国会でも野党が追求しましたが・・・曖昧に終わっています。
でも・・・今、国民は日常的にマスクを付けて行動しています。
マスク需要が高いってことです。だったら、8272万枚保管して置けば
費用も掛かります。いっそのこと、流通業者に廉価で販売してはどうですか。
それだけでも・・・無駄の解消になるではないですか。
それにしても、誰がこの無策を立案したのでしょうか・・・
安倍元首相が直接に指示を出したとは思えません。
でも官邸主導であったことは間違いないようです。その検証も必要です。Goto

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