記念日新聞係・・・

新聞社の安易な武家の商法を嗤う・・・
新聞はメモリアルになってしまったのか・・・などと皮肉を申したい。
読売新聞に・・「記念日に新聞を贈ろう!」との広告が掲載されました。
結婚記念日や誕生日などの記念日に・・・ご当人の産まれた日の新聞を・・
パウチ(ラミネート)加工してお届けする試みです。
私は1948年(昭和23)12月10日生まれです。
その日の新聞にどんな記事が掲載されていることを知っています。
なぜなら、証券会社が届けてくれ、何枚も持っているからです。
最初はヘェ〜。戦後の混乱期・こんな時代に生まれてたのかと驚いたのですが・・
良く読んで思ったのは・・新聞社には縮刷版が、今では電子管理されている・・
ネットで調べれば、直ぐに分かります。それがどうしたって感じです。
広告には結婚式の引出物に。敬老の日のお祝いに。ご家族・お友達へのプレゼントとしても
ぜひご利用をとのコピーが。料金はA4サイズ770円/枚(税込み・送料別)
B4サイズ880円。A3サイズ990円(大判シートレーぺ付きセット1210円)です。
高いのか、安いのかは分かりませんが・・・発売元は読売新聞(株式会社読売プラス
「記念日の新聞」係)です。さてさて・・新聞社の商いです。
私がとやかく言うことではないのですが・・・プラスが気になります。
新聞って、発行日の次の日に新しい新聞が配達されると紙屑です。
その紙屑で・・・商いするから「プラス」と付けたのですね。
自分たちで、余禄、余り物、捨てたモノでもう一稼ぎできれば良し。
できなくても、再雇用対策で、1部でも売れれば良い・・・そんな魂胆が丸見えです。
新聞社がやるのです。用途に応じ、結婚式ならその時代背景をハッピーに説明し、
祝福のメッセージを添えてはどうでしょうか。そこに新聞社らしさが生じ、
新聞への愛着が湧き、新聞を購読してみようか・・などの販促にも繋がります。
廃物利用で稼ごうなんて・・新聞社もお粗末なものです。
これでは新聞はメモリアルになってしまいます。
今・新聞には読者が、世の中が唸るような未来志向の記事で勝負して欲しい。Goto

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