ゾンビ企業が20万社あるそうです。それが経済成長を妨げる元凶・・・
11月に入りました。年末の紅白歌合戦の司会者が決まりました。
おせちの販売が佳境に入っています。クリスマス商戦が動き出しました。
今年も残すところ2ヶ月です。第8波なしで通常の年末年始をお願いしたいものです。
どうにも腹立たしいので・・・書き込んでみます。
政府は物価高や円安を踏まえ30兆円に近い総合経済対策を閣議決定し、
補正予算を国会に計ります。中身を煮詰めるでもなし、いかにも場当たり的で
はじめに30兆円という額ありきの気がしてなりません・・・
一見すれば・・・最もな対策のようですが。成長と分配・持続可能な社会を
目指すとする「新しい資本主義」との整合性がどこにも感じられません。
エネルギーの高騰で家計を圧迫している・・だから費用対効果を工夫もせず
ただ喫緊の課題だとバラマク・・ポピュリズムそのものです。
岸田政権の無能ぶりに腹が立つのです。
日本経済の病巣は明確です。労働生産性はOECD加盟国38カ国中28位。
主要7カ国では最下位。理由は産業の新陳代謝や労働力の移動が足りないからです。
業績が悪くても様々な支援で生き延びる「ゾンビ企業」がその元凶です。
ある経済学者は「競争を促して成長する」努力が必要なのにと語ります。
国際決済銀行の定義を満たす日本のゾンビ企業は20万社まで増えています。
コロナ対応の手厚い融資や助成金が雇用の悪化に歯止めをかけましたが、
一方では非効率的な企業の延命を助長しています。
そこにメスを入れない限り、成長戦略は言葉だけではないでしょうか。
どうしても政権批判になりますが・・
衆院選で勝利し「黄金の3年間」を手にしたのに・・・
足元の支持率の低下に怯え、成長への痛みを伴うことには蓋をし、財政出動に走る・・
持続可能な社会改革に至っては・・お題目だけ。これでは世界から相手にされないのは当然。
日本的ですが。コロナ禍も収束の方向です。
年末年始は一年でいちばん個人消費が増え経済が活発化する時期です。
ここを逃さず・・ゾンビ企業を整理する。そして成長への道筋を立て、
経済回復の起爆剤にすることはできないか・・そう思うのですが・・
岸田政権には、その覚悟はない。退場いただくのが最善の策ではと思うのですが。Goto
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