松山英樹プロ・プレーオフ・第1戦を制す。

誰にも負けない鍛錬を重ねてこそだ。

夏休暇・最後に最高のプレゼントをもらいました。
昨日の朝の話です。米・男子ゴルフ・プレーオフ第一戦・フェデックス・セントジュード選手権で松山英樹プロが優勝しました。ゴルフに興味のない方には、そんなことかと思われるかも知れませんが・・・

この優勝って・・とんでもないことなのです。
説明します。米国男子プロゴルフツアーは今月12日の試合で、レギュラーシーズンを終了。年間で上位70名が出場権を得るプレーオフに突入。3試合が開催され年間王者を決めます。松山プロはパリ五輪で銅メダル。その勢いをそのままに、第1戦に優勝しました。ちなみに第2戦は50人に絞られるのですが3位で通過。そして、第3戦はさらに20名が振り落とされ、30名で戦い年間王者が決まります。

プロゴルファーの数が世界で何万人いるかわかりませんが。(日本は約4000人)その中で、プレーオフに残れるのは70人です。そこに入れることが如何に凄いことか。誰が考えてもわかります。その初戦で優勝するなんて。
ゴルフ好きの私としては応えられないほど、嬉しいです。

それも、ツーラウンドから首位に立ち、2位に5打差をつけての最終日。久々に松山選手が優勝できると、私はいつもより1時間早起き、3時に起きてテレビ観戦。前半は順調に消化していたのに。それがバックナインに入ったら失速。5打差がボギー、ボギー、ダブルボギーと4打落として。16番で2位に後退する展開に。

ハラハラドキドキ・朝の日課どころじゃない。
手に汗握るとはこのこと。ゴルフは誰かと競うスポーツではない。
自分との戦いです。悪い流れにハマるとなかなかそこから抜け出せない。
このままズルズルとスコアを崩してしまうのは、よくあること。

それが、17番のミドルホールで、8メートルのパットを決めバーディ、先を行く選手に並び首位に。嬉しくて手を叩いて喜んだ。そして最終ホール。第二打をピン横・1.5メートルに付け、それをねじ込んで、連続バーディの17アンダー、結果的には2位と2打差をつけてプレーオフ初戦を制したのです。
年間王者争いでも3位に浮上。凄いと思いませんか・・・

下世話な話だが・・優勝賞金は360億ドル(約5億4000万円)を獲得した。
松山プロは全選手の中で最長となる11年連続でプレーオフに進出、初優勝となったのだが。日本のプロゴルファーが11年間連続でプレーオフに出場できるなんて、そりゃ夢のような話なのです。嬉しいじゃないですか。

ゴルフが唯一の趣味である私としては、昨日は一日中、気分は最高でした。

プレーオフのルールは第二戦終了時で年間ポイントはリセットされる。第3戦(最終戦)は、出場30人にランクに応じたストローク差をスタート時に設けるハンデキャップ戦となります。4日間でトップに立てば、そこで年間王者の称号と2500万ドル(約36億7470万円)を手にすることができます。破格の賞金ですね。

第1戦を制したのです。第2戦の成績次第で王者のチャンスはある。
日本人のプロゴルファーが世界の王者になるのです。夢ではない。
私は期待しています。

なぜか、超一流のプロたちが、松山選手を称し口を揃えていう言葉がある
「彼の練習量を私は超える努力ができない」と。そうなのです。
彼の凄いことは限界を超えた鍛錬を怠らないってことです。努力して掴む。
最高じゃないか。

彼の努力には到底及ばないが、私も誰にも負けないほどの人生修養を積まねばならないと思っています。それにしても、もう二度と世界王者にチャレンジできる日本人のプロゴルファーは出ないであろう。となると、私の8月2回の週末・人生修養はお休みになるかな。Goto

コメント