月額1100円です。誰が払うのですかねぇ?
さてさて、テレビを見ない若者が増えました。
そもそも家庭にテレビがないのですから、見ないではなく見れないのです。
それをテレビ離れというのですが。地上波のテレビ局はどうするか・・・
NHKが答えを出しました。
NHKは月に1100円(地上波と同じ)を支払えば、来年の10月から
スマホなどのインターネットで番組が視聴できるようになる。ただし、既にテレビの受信契約を結んでいれば追加負担は発生しないそうです。
5月に放送法が成立。テレビの地上波番組の同時配信、見逃し配信(原則放送から1週間)さらに「NHKニュースウェブ」などで流している文字ニュースをはじめとする「番組関連情報」の配信を放送と同等の必須業務とする。ネットでも放送と同等の内容を提供することが義務づけられる・・ことによる措置です。
利用希望者がNHKのサイトやアプリを開くと、視聴を確認するメッセージが現れ、それに同意すると試聴できる。その時点で受信契約の義務が課される。個人情報の登録や契約確認を求められる・・・そんな仕組みになる。
何をモタモタやっているのでしょうかねぇ。
目標はネットのみの利用者の契約が、初年度となる25年度下半期に1.2万件、
26年度に2.4万件の3.6万件程度を見込んでいるそうです。時代はネット社会ですが、果たして1100円を支払って若者がNHKの地上波番組を視聴するかどうか・・・
私には判断がつきませんが、地上波の視聴料を支払っている人は無料であるってことになると、そもそもNHKを視聴するコアの視聴者がテレビでなくネットでも見るようになるってことになる。ということはNHKの番組はネットで見る時代になるってことです。民放もTverでドラマは見逃し配信されていますが、早晩、テレビはネットで見るってことですね。
時代の移り変わりってことですが。
もう何年前になるでしょうか?「放送と通信に垣根はない」とソフトバンクの孫正義社長がテレビ朝日の株を旺文社から購入・経営権を握ろうとした時、マスメディア界がこぞって反対・排除したことが思い起こされます。
NHKがインターネットで番組を流すことは民業・民放の圧迫だと反対した民放。あの時と何となく似ています。その結果、放送法の改正をやり、ネット視聴料の額を決めてそれだけで、2年以上の月日が流れています。
直接には関係ないかも知れませんが・・・この遅れと申しますか、利権を守るための擦った揉んだが、テック企業の進出を許し、日本のIT化を世界から何周も遅らせているのだと私は思うのですが・・・・いかがでしょうか?Goto
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