でき婚

少子化だからといって
商魂逞しいのは、経済の活力を高める意味で、とても素晴らしい事です。
挙式、披露宴の企画会社や会場も様々な工夫を凝らし、若いカップルの門出を祝っています。
最近の結婚式では約3割が「でき婚」。ウエディング業者は、お腹の赤ちゃんのために、「母乳の出を良くする」料理とか。体調を崩しても対応できるよう総合病院と提携するとか。式、披露宴、旅行が一度で済むリゾート地の斡旋とか。妊娠中の花嫁に至れり尽くせりの企画が目白押し。
「でき婚」を「おめでた婚」「授かり婚」「Wハッピーウエディング」「マタニティウエディング」と称し、日取りにこだわらないため、オフシーズンに稼働率を上げるチャンスとして多彩なプランを競い合っているそうです(朝日新聞)
厚生労働省の「出生に関する統計」では、04年に生まれた第一子のうち約25%が妊娠期間より結婚期間が短い「でき婚」とのこと。
国の少子化対策は、中学卒業まで、毎月2万6千円支給する民主党の子育て支援案と、その財源を何処で捻出するかの、与党との攻めぎ合いが焦点となっています。
いくら少子化といっても、無計画な妊娠や若すぎる妊娠が、離婚率を高めているのも現実です。生まれてくる子供の幸せに、誰が、責任を持つのか?悩しい商魂の逞しさです。
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