文芸コンクール

男子高校生は何処へ?
世の中、驚くことは多い。男性美容が賑やかだ。結構な事だが、美容院にエステ。化粧にピアス。ネールアートに・・・・・・。どこまでがお洒落で、フアッションか?いくら、男女同権といっても、綺麗になりたい。美しくなりたいは女性の専権事項だと思うのだが。
チョット理解し難い話だが、あるデータでは、若い男性の40%が小用を座って。と言うではないか?牡犬は片足上げて電柱に。男は立って、座るのは女性の専権事項かと思ってた。考えてみれば、温かいウオシャー付の便器????習慣だからどっちでも良いのだが?
めったに観ないが、テレビのバラエティー番組に女装の男性っぽいタレントが出てくる。彼(彼女?)達が男性美容ブームの火付け役だろう。男子高校生が美容に一番熱心だとか。座っての小用も高校時代から。と聞くと、驚くのは団塊親父ばかりでもなかろう。
先頃、第22回全国高校生文芸コンクールの入賞者が決まった。小説、文芸評論、随筆、詩、短歌、俳句、文芸部誌の7部門に、過去最多46都道府県(応募のない県が知りたいが)から、2万6662点の作品が寄せられた。
主催の読売新聞に、最優秀賞、優秀賞の作品の一部とコメントが掲載。高校生の輝く感性と光る言葉が躍る。短歌最優秀賞者は「筆箱にメモ用紙を入れ、思い付いたアイディアを書き留めてます」と。小説優秀賞者は一昨年が最優秀賞、昨年が優秀賞「今年も入賞を狙っていました」と。覚悟が伺われる。
言葉と真剣に向き合い、高校生らしい自己表現を稔らせた力作に、文芸の分野に多くの高校生が真摯に取り組んでいると知り、嬉しくなる。この子達の何人かが、我社の生活情報誌に係わってくれればと、秘かに願う。
見開きの掲載記事を読んで。何処か変だぞ?受賞者五枚の個人写真。二枚の受賞文芸部の写真。全員が女子生徒じゃないか。そうです。最優秀賞、優秀賞の受賞者は、全員が女子高生。文芸は女性の専権事項だったかな〜。驚きだ。
男子高生は何処へ行っちゃたんだ?まさか?トイレに座って小用してるんじゃないだろうね。
どんな経緯かは知らないが、この文芸コンクールの事務局、東京じゃなくて、岩手県立盛岡第四高校に置かれている。それが、とても、嬉しい。入賞作品は、事務局が編集発行する「文芸集22」で読める。早速注文。手元に届くのが楽しみだ。
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