過ちを改めるに、憚る事なかれ
傷口に塩をぬる。
溺れている犬を棒で叩く。
いずれも、酷いことをする例えです。
ドアに手が掛かっているのを知らず、閉める。
歩道に人が歩いているのに気付かず、車道の水溜りを突っ走る。
いずれも注意散漫が原因で人を不幸にする例えです。
転ぶ子供を横目で見やり、通り過ぎる。
目の前に高齢者が立っているのに、車中で座席を譲らず、本を読む。
いずれも、知ってて知らんプリする例です。
では、取れるものは、いかなる理由をつけてでも取り続けるのは?
保身が目的で、規制を強化して、社会を不況に陥れるのは?
何んていうんでしょう。
チェックする人間も用意せず、チェック機能を強化する国交省。
建築基準法の改悪は、未曾有の官製不況。地方経済は溺れている。
岐阜県は、3月議会に、そのチェック費用を増額する「県手数料徴収条例」なる議案を提出した。
注意散漫なのか?知ってて知らんプリなのか?
保身のためには、民から搾り取れるものは取る。
傷口に塩をぬる行為。これを、官尊民卑思想って言うんです。
誰が?こんな案を?この時期に?
勿論、国交省から岐阜県にお越しいただいてる部署からです。
で、それはおかしいと気付き。
提案後にも拘らず。本会議冒頭、知事が増額案を撤回した。
「過ちを改めるに、憚る事なかれ」
この人心を知る決断や、良し。
次は、職員の官尊民卑思想を一掃して欲しいものだ。
藁をも掴む思いで。
Goto
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