披露宴

誇りに思います。
昨日は、我社の将来を担う有能な社員の
披露宴に招待いただき参列しました。(今月二組目の社員同士の華燭です。)
我社も創業30年を経て、私の娘や息子の世代が一生懸命頑張っています。
その人たちが、仕事で知り合ったのを、縁に、結ばれ、門出することはとても嬉しいことです。
幸せになって欲しいと心から願います。
合わせて、その子達を、手塩にかけ、育ててこられた両親をはじめ、
関係者のご苦労を思いますと。それは、まさしく、我が事です。
機会を頂き、祝辞を述べさせて頂きますが、その思い、その感謝が、思わず口をつきます。
最近は、結婚式や披露宴が、若い二人の意思を尊重し、様々な形式で催されます。
それは、それで、時代の趨勢、趣向があってしかるべきだと思います。
昨日の披露宴は、仲人こそありませんでしたが、司会者による、二人の紹介。
来賓の挨拶(私ですが)に始まり、新郎、新婦側の代表の挨拶。友達、親戚の祝辞と。
場所はホテルですが、家と家が、二人を支えた人たちが、
宴席を囲み、二人を讃える、日本古来の形式を整えた、とても、オーソドクッスな披露宴でした。
新婦が、手紙の形式で、両親、兄弟に、感謝の意と礼を述べ。
嫁ぐ先の、お母さんに、心を込めて、「よろしく」と許しを乞う。
参列者は、花婿、花嫁との関係に思いを馳せ、
花嫁の決意に、目頭を熱くして、祝福する。
私は、その涙が、どんな趣向を凝らした披露宴よりも、披露宴らしい披露宴だと思います。
人は自分ひとりで、大人になった分けではありません。
そのことを十二分に理解し、それを、率直に語る二人に、心より敬意を表します。
門出には、祝ってくれる人に、祝って頂くのが、自然です。
その自然を、甘受し、自然に逆らわないことが、とても、大切だと、最近つくづく思います。
結びに、新郎が、何度も感激に、言葉を詰まらせながら、花嫁のご両親に感謝し、
母親に、感謝し、そして、参列者に礼を述べ、幸せを誓う。とても、感動でした。
そんな、素晴らしい披露を演出した二人。
その二人の縁を、我社が取り持ったと思うと、それは、私の大いなる誇りです。
おめでとう。                       Goto

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