反故

公約って何んでしたっけ?
最近物忘れが激しくなりましてので、
忘れないうちに書いておきます。
小泉さんから安部さんに総理大臣が代わった後の、
06年12月。自民党と公明党の政府与党は、道路特定財源の
「一般財源化を、08年の通常国会(今の国会)で所要の法改正する」と決めたはずです。
日曜、山口の衆院補選で自民党候補が大敗しました。
27日の月曜、政府与党「福田さんと太田さん」は、国会内で会談。
「一般財源化に必要な法案を年内に策定する」ことで合意したそうです。
馬鹿な私は、前回の与党の公約を参院選の惨敗で忘れてしまいました。
同じ公約を二度する与党が全うで、前回の公約を忘れる私が馬鹿。なんだそうです。
今日、与党は、ガソリン税の暫定税率を復活、高値に戻すそうです。
暫定を復活させる日本語をなんて、言うんでしょう?残暫定とでも言うんでしょうか?
残暫定の税率を復活して、税金を担保。
道路財源特例法を5月中旬に再可決するそうです。
総事業費59兆円の新々・道路整備10ヵ年計画を
軌道に乗せる魂胆が見えます。
そうなりますと、「一般財源化する」与党の二度目の公約は、どうなるんでしょうか?
まさか、ガソリンの再値上げに、目を奪われているうちに。反故にされるのではないでしょうね。
毎日新聞の受け売りです。
ちょっと難しいんですが、以下の法律が、
この国会で、どのように取り扱われるのか、が、とても重要だそうです。
1、道路整備費財源等特例法を廃止する。
(この特例法は揮発油税などの国税分を道路に当てる法律)
2、地方道路税法など譲与税4法案の使途規定を削る。
(この4法は国から自治体へ回る譲与税を道路に向ける法律)
3、地方税699条の33と700条の55も削る。
(この地方税法は自動車取得税と軽油引取税の使途を縛る法律)
この三点の法案が提案され可決すれば、
一般財源化は実現するそうです。
これは、とても重要です。
二度目の与党合意の「同じ公約」と一緒に、忘れず、書き留めておきます。
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