問責

自己否定になりませんか?
あるもの。存在するものを認めるのか?
それとも、認めないのか?日本の議会制民主主義の根幹に関わる問題です。
参院は、無用の長物だと。認めないのなら、
ぜひ、必要性を論議して欲しいものです。
「ねじれ国会」は、国民の民意。与党はその現実を、真摯に受け止めるべきです。
参院で可決された問責決議を、無視するのは、二院制の否定です。如何なものかと思います。
今、解散したら、衆院選は与党が惨敗する。選挙が怖いだから、ほうかぶり。
メディアも、法的な拘束力がない。党首討論すべきなどと、問責に否定的な意見を載せる。
おかしな話です。問責理由、年金記録漏れ問題の対応不十分。ガソリン税復活道路財源ありき。
後期高齢者医療制度の廃止に応じない。ことだそうです。十分、問責に値すると思います。
この三点、少なくとも、官僚政治の限界に対する問責です。官僚政治を容認してきた、
自民党政権に対する問責です。なぜ、問責に堂々と立ち向かわないのでしょうか?
衆議院を解散すれば、いいじゃないですか。与党が負けるとは限りませんよ。
今日の日本の繁栄を築いたんです。マニフェストで、脱官僚政治を掲げて戦えばよい。
この参院問責可決を甘く見て、先送りすればするほど、状況は悪くなります。
弱腰に次の一手などはない。逃げ腰だから、こうなってるんだ、と認識したほうが良い。
この国会は、来週で閉じるそうですが、サミット後、8月に開かれる国会、
野党は、問責した首相との審議には一切応じない。ことになるでしょう。
そうなれば、結果的には、内閣総辞職か、衆院解散に追い込まれます。
民主党は、その腹を括ったと思います。受けて立つべきです。
メディアは、審議拒否を問題にして、野党を揺さぶるでしょうが。
国民は、冷めてます。衆院を解散して、総選挙をやれ。との、声が澎湃と上がります。
そうなれば、野党主導のオリンピック解散。9月末か、10月上旬の投票じゃないでしょうか?
それも無視して、任期いっぱいまで。と目論むんでしょうが。
年内ならば、第一党は間違いないですが、遅くなればなるほど、それでは・・・・・・・・・。
身の保全のために、あるもの「参院」を、認めない。自己否定する為政者とは・・・・・
日本の民主主義も怪しいものです。
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コメント

  1. ますたか より:

    信と真を問い、新を訪う。
    日本の民主主義は正直でなければなりません。矢島さんと同様賛成です。

  2. 矢島 佳介 より:

    賛成です。