福田カラー

スピードが問われています。
話はダブるかもしれませんが、8月1日号の社内報の導線欄に、
2050年の排出量を大幅に削減する長期目標を掲げた「福田ビジョン」を支持すると書きました。
ぜひ読んで頂きたいと存じます。私はこのビジョン、二つの点で、福田カラーの象徴だと思っています。
ひとつは、地球温暖化へのこの国の心構え。もう一つが、経済再生のキーポイントとしてです。
前段は多くを語る必要はありません。むしろ、地球温暖化の原因が、温室効果ガスの排出によるものかどうか?私は疑問に思っています。(環境派の主張がよく理解できません)
重要なのは、後者です。政府は今日にも閣議決定する「低炭素社会づくり行動計画」で、ビジョンの具体化として、太陽光発電促進の対策を発表します。予算処置を講ずるということです。
中広報には、太陽光発電こそが、化石燃料の代替エネルギーであり、世界に先駆ける日本の最先端技術です。その促進が、低迷する日本経済の救世主。思い切った予算を付けるべき、と書きました。
問題は予算です。社内報では少し過激だと判断して削りましたが。私は社会保障費を削ってでも予算化すべきだ。一刻を争え、つまり、補正予算を組んででも。と考えています。
行動計画骨子を読みますと、太陽光発電器の価格を3〜5年後に半額程度にする施策を打つ。との、
こと。それでは予算化が遅れます。官僚的すぎます。「遅い」。
折角のビジョン。社会保障を充実させる上でも、ここは一番、もう少し臨場感を持って、
スピードを上げて頂きたいものです。(私は環境問題は経済問題だと考えてますから。)
それにしても、福田ビジョン、なかなかの福田カラーだとおもいますが。
「遅い」のも福田カラーでは、ビジョンが絵に描いた餅になりかねませんね。
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