還暦

60点からの再出発
とても100点には届きませんが、とりあえず、及第点の60点に到達致しました。
本日、私目、還暦を迎えることができました。これもひとえに関係各位のお陰と心より感謝申し上げます。
もう、何年前になるでしょうか?十数年前の話です。
年齢の違う最も尊敬する先輩諸氏と5人で順次、還暦の祝いをやろう。と計画したことがあります。
最初に祝った方は、存命ならば72歳。次の方は70歳でご健在。今もご指導頂いてます。
次とその次の方は、いずれも九の坂を越えられず8年前、5年前に他界。祝うことが出来ませんでした。
一番若かった私は、お二人の霊前で「あなたの分まで頑張ります。還暦を迎えることができたら、天国から祝って下さいね」と、誓いました。今もご家族の方たちとは親交を深めています。
還暦を迎え思うことは、たかが還暦。されど還暦。そのお二人が届かなかった還暦まで生かさせてもらったとの感謝です。
そのお陰で、生まれ、育んでくれたふるさとを愛する気持ちを持たせてもらい。そして、素晴らしい人達との出逢いをいただき、社会での様々な、そうです実に様々な経験も積ませてもらいました。
仕事を通して、社会の荒波にも触れ、社員スタッフとともに一喜一憂、限りを尽くす喜びも味わっています。また、家族にも恵まれ、孫の顔までも見ることが出来ました。
「もう少し、故郷のために、社会のために」と「ちくしょう!残念無念」との言葉を残して逝った親父殿は65歳でした。私に残された時間がそんなにあるわけではありません。
今日までの人生、振り返れば、まさに及第点の60点を頂けると思います。
今日からは、足らずの40点を一つ一つ克服しながら、
親父殿が成し得なかった「ふるさと」への想い。還暦を目前に他界された先輩諸氏の想いを、
我社の理念でもある「地域社会への貢献」を通じて具現化できればと密かに還暦の決意をしてます。
       
今日まで生かされて来たことに心より感謝します。ありがとうございました。 
                                    還暦にあたり             Goto

コメント

  1. Goto より:

    ありがとうございます。
    日常、年齢を意識することはあまりありませんが。還暦には特別の感慨があります。
    残された時間、若い優秀な人達が真っ直ぐに進めるように、邪魔なものを取り除くことができればと、思っています。
    どうぞ、選んだ道をひたすら突き進んで下さい。
               Goto

  2. ますたか より:

    お誕生日おめでとうございます。
    本日メッセ−ジを送らせて頂く事を心待ちにしておりました。
    人生の大先輩の背中を、親父の背中と同じ眼差しで日々勝手に見させていただいております。これからも憧れの存在であって欲しいです。
    還暦おめでとうございました。