オピニオン

新聞を読む楽しみが、また一つ増えました。
突然ですが、世の中には会ってみたい。話を伺ってみたい。と、無性に思う人がいませんか?
過去の偉人だとか、奇麗な女優さんだとかではありません。
「新聞命」の私。最近、直接に話を伺ってみたいと思うのは、勿論、新聞に記事を書いてる「記者」です。
いや、記者と言ってよいのかどうかは、分りませんが、ともかく「日々コラム」を書いている人です。
勿体ぶっているわけではありません。読売新聞の一面に日々掲載される「編集手帳」を執筆している方です。読売の読者でないと、何の事だかさっぱり分らないでしょうが。「味があるんです」文章に。
どんな、味かと申しますと、奢らず、高ぶらず、抑え気味、控え気味でありながら、深みがあるんです。
「え〜。どんな味か?さっぱり、分らないですって?」「弱りましたね〜」
「たくわん」を、煮込んだ「煮たくもじ」って、ご存知ですか?おふくろの味です。大根の風味があり、醤油味で日本風。かといって「ごま油」も効いてて中華風でもあり。適当に歯触りも良い。
鷹の爪(トウガラシ)でも振りかければ、酒の「あて」には持ってこい。毎日食べても飽きが来ない。そんな味のあるコラムが書ける人に会ってみたい。人生観を直接に伺いたいと思っています。
朝日新聞。この四月から「オピニオン」というページができました。
初回が「小沢VS検察」で立花隆さんの寄稿。次が政権交代で管直人氏、15日がインタビューで「ホンダの福井社長」などなど。
私が是非、会って、話を伺いたいと思っているテーマと人が、次々に登場してます。
紙面も1頁を割いてますから、聞いてみたいことが、掘り下げた内容の記事になっています。
直接にお会いするわけではありませんが、かといって、こちらがお願いしてもお会い出来る分けでもありません。そうなりますと、新聞は大きな力を発揮しますね。
新聞を開く楽しみが、また一つ増えました。         Goto

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