党首討論

総選挙に突入しましたね。
隔靴掻痒(かっかそうよう)という言葉があります。
靴の上から、足のかゆいところをかくこと。確信に触れないで、はがゆいこと。を言います。
昨日の党首討論、一言で言えば、そんな感じでした。(ヤジも酷かった)
そもそも、討論ですから、お互いの意見を戦わすモノなのでしょうが、見事にかみ合わない。
タックスペイヤー(納税者)としては、観戦料を返せ。と、言いたいところです。
しかし、あえて評価すれば、麻生政権は「小さくても暖かな政治」をめざす。
鳩山政権は「人の幸せを自分の幸せと思える政治を」と理念の違いを鮮明にした。
印象では、違いを際立たせようと、苦心する鳩山。
社会保障、安全保障など現実論に欠けていては政権能力が問われると、麻生。
官僚バッシングでは、問題は解決しないと首相。官僚目線の天下り天国が諸悪の根源と代表。
それなりに、論点を明らかにしたいと(空回りだが)努力したことは、買おう。
実は昨日の読売新聞朝刊に「鳩山代表に質問です」と4点に亘り、自民党が意見(質問)広告を掲載した。(写真)上手くは行かなかったが、党首討論で麻生首相が問いたかった、内容なんだろう。
今後は二週間に一度の割で、党首討論をやるとのことだが。(果たして何回出来るか?)
自民党が、民主党に対して、新聞紙面で、確信に触れた質問をしたのだから、
次回は、その答えを民主党が示す。そうすれば、隔靴掻痒な討論ではなくなると思うが・・・・・。
それにしても、自民党の意見(質問)広告。なぜ、読売新聞だけに掲載されたのだろうか?
朝日や毎日、日経は、利用しなかったのだろうか?(広告屋としては疑問だ)
予算が無かったから。とは、言わせない。
読売の読者には、自民党の支持者が多いと踏んでの、党首討論当日の民主党批判。
これは、もはや、衆院選に突入しているということ、なんだろうね。
                                Goto
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5/27読売新聞

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