BPO

テレビ報道番組を鵜呑みにしない方が良い。
裸でパンツを何枚もはいていて、それをバカしゃべりに合わせて一枚ずつ脱いでゆく。
土曜の昼下がりに放送されたフジテレビの「お笑い芸人の番組」。
見たくなければ見なけりゃよい。のだが、たまたまチャンネルが合ってしまった。画面の向こう側でのバカ笑い、ばか騒ぎ。こんな番組こそ、BPO(NHKと民放各局で組織する放送倫理・番組向上機構)がチェックすべきじゃないかと思うのだが。
そんな番組をスポンサーに販売する広告屋が、批判しては、天に唾するようなものと、自重するしかないのだが。放送局の幹部が「自社の番組」に顔をしかめていると聞くと、放送局のモラルなんて、その程度だと諦めるしかない。
バカな放送は許されるが。うその報道番組は許されないらしい。日本テレビの「バンキシャ」誤報問題でBPOが、過去にない重い「勧告」で放送局の責任を追及した。
我が岐阜県の裏金問題の虚偽番組。県民の一人として、行政に対する不信、調査のための無駄な労力を招いた責任は免れないと思うのだが。果たして「勧告」」で、放送局の体質が改善されるのか。
報道番組の信ぴょう性を疑ってかからない国民がバカだ。そもそも、時間に追いまくられ、穴を空けられない現場では、とにかく番組を作れば良いのです。それを、検閲したり、考査したり、検証する予算も、システムもないのが、放送現場です。
そもそもが、粗製乱造気味にもかかわらず、最近は、スポンサーのテレビ離れも進み減収傾向。その煽りで、異常なまでの経費削減。それで、まともな番組ができるはずかが無い。
「バンキシャ」の虚偽番組等は起こるべくして起こっている必然です。
それを、各局がしたり顔で放送倫理・番組向上機構で「勧告」とは笑止千万。
国民も、報道番組を鵜呑みにしない方が良い。そもそもテレビの報道番組はすべからく、虚構の中にあると思うべきじゃないか・・・・・・・。虚しいことだが。
8月30日の総選挙まで、あの手、この手の報道番組が組まれるが、キャスター、コメンテーターらの、問題の本質も良く分っていない発言や、安易な番組づくりで、国の将来が左右されるとすれば。
パンツを脱ぐバカ番組の方が、まだましかもしれない。と思うと。
マスコミの端くれの仕事をしていて、恥ずかしい。          Goto

コメント

  1. 若尾 より:

    全く、同感!