広告戦略

誹謗中傷の類は止めた方うが良い。
巷は衆院選の終盤戦。各候補者の「お願い」ボルテージは上がる一方だが。解散から40日間の長丁場。メディアも、先週の土日での世論調査を報道して以降、マニフェスト検証も一巡。
報道の内容も薄っぺらになってきた。どうなるのか誰も予想できない、未来の政策をいたずらに否定してみたり。ためにする外交を批判してみたり。報道疲れの感がある。
各政党はここからが本番と、気合いを入れるのだが。どうも態勢は動かないようだ。考えてみれば、4年間で四人も首相が代わり、更に選挙直前に、もう一人代えようとしたが、成り手がいない。
そんな、政党に政権維持を訴えられても?「分った」。とは、応えにくいのが現状。期日前投票者が、300万人を超したとか。投票した人が、支持した政党や候補者の応援団になって、残り期間の選挙運動に参戦するような状態になってくると、劣勢の政党は、ますます不利になるのではないか?
とにかく、選挙期間の長すぎるのが、だらだらした選挙になり、期日前投票に影響が出たとなると。
与党の戦略ミスなんだろうね。でも、投票は投票日に投票するのが。公平だと思う?
広告の機能には、3種類ある。一つは、プロモーション機能。単純に売上の拡大に寄与する機能。二つ目が、リレーション機能で、関係性の構築とその醸成を担う。三つ目が、ブランデイングなどに重要な役目を果たすコミュニケーション機能だ。
終盤戦。ここからが選挙戦本番と、力む割には、各政党とも心に訴えるCMがない。なぜなのか。あくまでも、政策を訴えるリレーション機能に徹するのか。イメージ戦略で、コミュニケーション機能を活用するのか?
候補者の特徴、経験、能力を売るプロモーション機能を強めるのか?それとも40日間の長丁場に合せて、機能を組み合わせるのか?どうも、広告戦略が明確でない。
大手広告代理店が手がけているのだが・・・・。選挙広告を中途半端にしている気がする。
世の中は、情報社会だ。これからの時代。場当たり的な広告では、競争に勝てない。
政治でも経済でも、広告の機能をよく理解して、広告戦略をしっかり立てる必要がある。
そうすれば、相手を誹謗中傷するなどと言う、愚かな戦術は出てこないはずだ。
この場に及んで、口をゆがめ、相手をののしるのは止めた方がいい・・・・・・・。
                                         Goto

コメント

  1. Goto より:

    今朝(28日)の朝刊各紙、自民党のネガティブ広告は頂けませんね。
                 Goto

  2. タンポポ より:

    4年間で4人の首相交代・・・昔の自民党は、6奉行がいて、さらに、おしゃべり六とか、ユニークな存在が一杯いました。今、自民党のホームページに民主党の「ブレフォー」(ぶれる発言の4人衆)が出ています。小鳩菅岡です。昔の自民党にはいましたね、三角中大福が。懐かしい限りです。小鳩菅岡が首相になっていくのでしょうか?暗示しています。「ブレフォー」ブラボー!となるような民主党中傷宣伝。