ネバーギブアップ

映画に感動。ありがとう。
3時間25分。途中で、10分の休憩付きの超大作映画「沈まぬ太陽」を観た。
全編。涙が止まらないのはなぜなんでしょうか?年寄りで涙線が緩んでいるから何でしょうか?
それとも、閉塞感に包まれ、先の見えないたデフレ経済の真っただ中に位置しているからでしょうか?
長編なだけに、観るには相当な覚悟が必要です。が、「アラカン」世代には。いや「高度成長時代を経験した人」「不況の嵐に立ち向かっている人」には。どうか時間を調整して映画館に足を運んで欲しい。
私の感想です。この映画に「悪人」はいません。勿論、「善人」もいません。しかし、自分の心に潜む「善悪」が登場してきます。その善悪に翻弄された自分が、無性に悲しくもあり、切なくもあります。
それに、平成5年4月19日。花巻空港でDC10墜落事故に遭遇した経験が、御巣鷹に散ったジャンボ機墜落事故の犠牲者と被り、「事故」の悲惨さが胸に迫り・・・・・。涙が止まりませんでした。
主人公が、「不当な報復人事にも屈しない。しかし、それゆえに何度も何度も、飛ばされる」それでも、ネバーギブアップ。男の矜持を貫く。その意志の強さに、過ぎ去った自分の人生とダブり、憧憬が・・・。
還暦過ぎたが、まだ、やらねばならないことも、やり残したことも「山ほど」ある。
主人公のようには行かないが。でも、ここでへこたれるわけにはいかない。
ネバーギブアップ。もうひと頑張りしよう。と、映画「沈まぬ太陽」に涙と勇気をもらった。
感動の映画、ありがとう。                             Goto

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