18歳の国民的人気者と証券取引所・・・・・・・・。
東京証券取引所が今年の大納会で、プロゴルファーの石川遼(18歳)選手に、打鐘してもらうと発表した。何事にも噛み付くようで、恐縮だが・・・・・・。この人選、果たして妥当なんだろうか?疑問だ。
彼は、100年に一度と言われる逸材。ゴルフ界の天才だと言われている。このまま伸びてくれれば、米国の賞金王やマスターズを制するかも知れない。
インタビューの受け答えなど、とても18歳には思えない。同世代は元より、ゴルフをやらない世のお父さんやお母さんからも絶大な人気がある。
国民のだれもが好感を持ち、彼の活躍に称賛を送ってやまない。いまや、国民的英雄。スーパーヒーローである。彼の人気と実力に目を付けた企業が、こぞってCMに使いたがるのも分かる。
だからと言いて、何に使ってもよいのだろうか?取引所は「新人時代から活躍した石川選手のように、東京市場にも新しい企業にどんどん来てもらいたい」と述べている。
新人を誘致するのは良いが、新人の中にベンチャー企業が入るのかどうかはわからないが?ベンチャーには至って門戸の狭い東証。石川君は不言実行。東証も有言するならば、実行願いたいものだ。
で、私が噛み付くのは、大納会といえば、一年間、株に神経をすり減らした投資家達の悲喜交々を納める日。果たして、「お金の切った張った」を治める日に、いくら国民的に人気があるからと言って、18歳の高校生を、打鐘に使うのは如何なものか・・・・・・。
東証も焼きが回ったという他ない。新星遼君が穢れるような気がする。商いが少なかったから、若い人に投資を勧める積りなのか?それとも、取引低迷の責任を、人気絶頂の18歳で清めたいのか?
なぜ、大納会が石川遼君なのか?私にはさっぱり分らない?日本経済の景気低迷に証券取引所がこの発想では「貧すれば鈍す」としか・・・・・・・。あまりにも稚拙と言わねばなるまい。
が、ヘボゴルファーとしては、遼選手の活躍には大いに期待したい・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 Goto
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