国のかたち

地方主権改革が動き出しました・・・・・。
今年も残すところ、あと半月ですが、景気の悪化と冬将軍の南下で地方は底冷えのまま年を越すかと思うと、何となく、寂しい気持ちですが、やっと、動き出したと、ちょっぴり明るくなる話題を・・・・・。
新政権の金看板は二枚だったと、記憶しています。一枚は政治主導(官僚主導打破)。事業仕分けでも明らかになったように、前例踏襲型の予算にメスが入り、官僚主導打破は動き始めた気がします。
それにしても、国家財政は危機的な状況ですね。こんな「国に誰がした」と、声を荒げたい気持ちです。
国家予算は官僚が族議員を上手く利用して、勝手に決められていたのがよく分りました。
ここは一番、マニフェストの旗を降ろさないで、ぎりぎりまで予算編成、頑張って欲しいと思います。
それと、もう一枚の金看板。地方主権改革。普天間や財政危機に足を引っ張られ、霞んでしまったのではと心配していましたが、政権発足以来、三ヶ月経って、やっと、道筋が見えてきました。
地方の疲弊に、憤りを覚える田舎のおっさんとしては、「地方主権改革」の工程表の発表は待ちに待ったものです。どうなるかは、これからの推移を見守らねばと思いますが、嬉しくなりました。
地方主権といっても、その改革は中央集権体制から地方に権力を移譲する、国のかたちを抜本から変えることです。自治立法権。自治行政権。自治財政権。自治組織権の保障など、自治基本法を制定する必要があります。
相当な覚悟が必要です。だから、時間が掛ったのでしょう。
原案では、二段階に分けて、まずは地域主権戦略大綱を策定。それから、3年掛けて負担金の一括交付化や国の出先機関改革を推進するようですが、そんな悠長なことでは、官僚に足元を救われるのではないかと心配です。
もう少し、スピードを上げて欲しいのですが、やっと動き出した金看板。ここは、総務大臣に「ガンバレ」とエールを送りたい。地方の現状をしっかり認識して、腹を据え取り組んで欲しい。 期待してます。                                                       Goto

コメント

  1. レモンハート より:

    子供手当てが話題になっています。そもそも少子化がそんなに問題なんでしょうか。もし問題だとしても経済、格差を立て直さなければなんの意味もないんじゃないでしょうか?そして、子供手当てよりもっと大切なものは教育です。今の日教組主導のゆとり教育こそが結局、塾通いを誘発し親の経済的負担となっているんじゃないでしょうか?また、今は道徳の授業がないとも聞きます。道徳を教えるから天皇主権だといのは本末転倒です。何故、道理を教えたがらないのでしょうか。日本人の思慮深さや勤勉さ、分をわきまえる心、清冽さを教えることが今こそ必要です。教育に、子供手当て並みの公的資金を使うことこそが、真の平等です。(私のところでアルバイトしている高校生は教科書が買えず先輩から貰ったものを使っています)国民皆が納得するはずです。“貧しくても勉強したい人間に機会を与えるこそが親の負担を軽減するはずです”
    子育ては個人の問題ではなく、社会や政府や国家の問題だとする鳩山政権の「子ども手当て」は、お金だけを出す「各家庭におまかせ主義」そのものです。
    また、巨額の公的資金は16歳未満の子どものいない日本国民の犠牲において払われる。
    これこそが、ゆがんだ「国家による収奪」じゃないでしょうか。
    私の意見そのものが世間とずれているかもしれません。知恵を拝借できでばありがたいです。