姑の嫁いびりでは、興ざめだ・・・・・。
新政権が誕生して、100日。新聞各紙が一斉に、鳩山内閣三か月の総括を報じた。
果たして、大メディアは、誰と誰の総括をしているのだろうか?
内容を見ると、鳩山内閣の機関紙などと揶揄される朝日は新政権を小沢頼みと批判しながら、党も内閣も強くなってきたとエールを送る。頑なに支援の姿勢を崩さなかった毎日は、ひ弱な「政権」から脱皮して再スタートを切れ。政治主導の足元を固めよと忠告する・・・。
朝日は日本の政治は変わったか?の4頁立てで特集を組んだ。(写真)
経済成長政策がないと批判的だった日経は「自らの信頼を傷つけた100日」と題した社説を打ち、日米同盟を不安視した。読売はあえて100日には触れず、鳩山家の「富」を特集することで、母親からの献金問題で批判を強めた。
「もう100日たったか」「まだ100日しか経っていない」とは朝日の政治エディター氏だが、少なくとも、この100日間、テレビも含めて各紙の報道姿勢に寛容さがあったとは、とても思えない。
別段、大メディアが政権を批判するのを悪いとは思わないが、少なくとも、新政権を選んだのは国民である。国民と新政権とのハネムーンを楽しむ時間も与えない大メディアは、嫁いびりの姑のようだ。
嫁と姑の総括では、国民が興ざめするのは当たり前ではないだろうか。
もう少し、寛容な気持で新政権を見守る姿勢は持てないものだろうかねぇー Goto
12/24朝日新聞
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