大盤振る舞いのマニフェスト
我が愛する故郷岐阜市の市長選挙の結果がでました。市民の審判です。厳粛に受け止めなければなりません。新市長のマニフェストが着実に実行され、市民生活が豊かになることを心より願います。
論点が分かりにくく、市民の関心が薄い選挙だといわれましたが、40%に近い投票率と、一騎打ちの様相を呈したにも拘らず、第三の候補者が、1万を越す票を集めたのは、この選挙に対するもう一つの結論ではなかったのかと思います。
私の経験では、その都度の選挙を常に冷静に判断し、如何なる政党や組織に影響されない、冷静な目を持つ市民が3万人はいると思っています。それが意識ある浮動票で、有権者の約10%です。
その3分の二が投票を拒否し、3分の一が第三の候補者へ流れたのではないでしょうか。投票拒否の理由は、新聞各紙が終盤戦の見出しに付けた「大盤振る舞いのマニフェスト」にあった気がします。
選挙は民主主義の原点です。市長には勝利に浮かれることなく、結果を冷静に分析し、民主的な市政を運営して欲しいと願います。敗者もまた、得た票の重さを噛み締め、研鑽を積んで頂きたい。
地域主権の時代です。私は、この街の意識ある人たちと、愛する故郷・岐阜の活性化について一緒に考え、提案し、行動できればと、決意を新たにしています。 Goto
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