八方美人

舛添さんを誰が?総理大臣にしたいトップだと言っているんですかね?
読売新聞で唯一、面白いコラムだと思って、毎日読んでいるのが「よみうり寸評」です。編集手帳とダブるんですが、人生の深みを語る内容はいつも感服して楽しんでます。が、異常なまでの、民主党政権批判だけは頂けない・・・・やりすぎです。
読売の老害が、そうさせていのでしょうが・・・。・
昨日の朝刊。普天間基地移設問題で、沖縄の住民にも、米国にも、連立与党にも、良い顔しているから、ついに徳之島の3町長から肘鉄くらって「八方ふさがり」になったと、鳩山首相を「八方美人」のなれの果てと皮肉っています。
私などは、不器用な性格で、好き嫌いはハッキリさせるし、言いたいことは飲み込むことができず直ぐに放言するし、自分より強い相手には無鉄砲に突っ掛って行くし・・・商売をやっているんだから、「八方美人」になりたいと思うのですが・・・
鳩山さんは、果たして八方美人なんでしょうか?言葉は丁寧だし、礼儀正しいし、人の話はよく聞きそうだし・・・要素はあるようですが、メディアが評するほど、八方美人じゃないと思いますね。
私の知るところでは、「八方美人」だと言われる人は、大概が若い頃、塗炭の苦しみを味わった人が多いようです。心のどこかに屈折したモノがあるような気がします。鳩山さんのように、金銭的な苦労もないお坊ちゃんが「八方美人」になるとは思えません。
読売新聞の民主党偏見が、人物を冷静に見る目を失っているのではと思います。
政界の「八方美人」といえば、そりゃ、何と言っても、舛添さんじゃないですか?
舛添さんといえば厚労大臣の時、インフルエンザ問題で、緊急会見。その結果、空港を白装束の人達が消毒器を持って走り回るテレビニュースが目に浮かぶんですが・・・。その後インフルエンザは??
国民よりも、メディアに向かって「八方美人」になったばかりに「八方ふさがり」になって、自民党から離党せざるを得なくなった。彼こそ「八方美人」の代表だと「よみうり寸評」は皮肉るべきじゃないでしょうか。
それにしても、舛添さん、本当に新党を結成できるんでしょうかね?改革クラブのメンバーは、参院で改選期を迎えた人が多いそうじゃないですか。利用されるのが落ちのような気がするんですが。
だれが、舛添さんを総理にしたいNo、1に祭り上げているんでしょうかねー
世論調査で国民が・・・ですって。冗談じゃない。メディアじゃないんですか?             Goto

コメント

  1. Goto より:

    しんぶんいのち殿
    コメントありがとうございます。
    私と同じ新聞命の方にコメントを頂けるのは光栄です。同志に出会ったようです。今後ともご指導よろしくお願いします。
    政権交代を望んだのは国民(メディア)です。自分で選んだ政権を批判するのは自己矛盾です。矛盾を繰り返すのが商売のメディアはそれで良いのでしょうが。その尻馬に乗る国民はバカをみます。いや、見ています。テレビは仕方ないとして、新聞はもう少し冷静になって欲しいものです。      Goto

  2. Goto より:

    レモンハート殿
    コメントありがとうございます。
    バラマキ政治は、民主党だけではありません。
    金属疲労を起し倒れた前政権も、この10年ほどはバラマキばかりでした。それがポピュリズムです。政治家に覚悟がないのは問題ですが。それよりも問題なのは、辛抱、我慢の足らない国民(多分メディアですが)です。最近の日本人は余りにも短慮です。
                      Goto

  3. Goto より:

    ナガラ殿。
    何時もながらの適格なご判断に敬意を表します。ありがとうございます。
    残念ですが、舛添さんも、与謝野さんも自民党を出たのは保身とお金です。鳩山さんがママから受け取った資金の使い道は、秘書の給与(人件費)が大半ですよ。それを承知で、使い道を明らかにせよと問うメディアの神経が分かりません。
    力のある政治家には最低でも10人の秘書が必要です。公設秘書は3人。地元と国会に一人ずつ。それと政策秘書では、まともな活動など出来ません。陣笠止まりです。大学の教授でも、大勢のゼミ生を研究に使っているんですから。その費用を如何に調達するのか?それが政治の現実です。
                   Goto

  4. しんぶんいのち より:

    いつも興味を持って拝読しております
    最近のY紙S紙の論調は徹底して民主党つぶしです
    与党慣れしていない民主! 野党慣れしていない自民!
    もう少し長い目で見守りたいものです

  5. レモンハート より:

    八方美人かどうかはわかりません。だけど徳之島、沖縄の住民を苦しめたのは事実。連合の圧力による骨抜きの独立法人ムダ探し・地域主権。権力はますます国に委譲している。アメリカからは相手にもされない。もう終わりの政権を担う首相。政党自体も参院選挙後は、空中分解必至。目的は選挙に勝つことではない。国を良くすること。乞食はカネをやるから票をいれろ!的な金持ち発想ならどこが政権をとっても一緒。民主党は思慮深く、清冽な日本人の心に札束を投げつけて惑わす戦後最悪の党にしか思えない。

  6. ナガラ より:

    今の自民党の状態では、舛添さんは離党しなければ次期総裁間違いなしの立場だったはず…。
    与謝野さんもしかり。
    何でみなさん自民党を出て行くんでしょうか?
    理念の違い?政策の違い?
    そんなこと誰も信じてはいないでしょう。
    徒党を組んで、数の力で自分たちの主張を通すのが政党政治の基本なのに、取って付けたような少数メンバーと行動を共にする。
    絶対、矛盾していると思いますが…。
    政権与党を降りてから政党としての収入が少なく、積もった借金で個人保証するのもバカバカしい。
    民主党を攻撃するにも、昔の自民党の旧悪を担保しなければならず自由に攻めれない。
    そんなら、いっそのこと…。
    そして、沈んでいく泥舟を逃げ出した。
    穿った見方でしょうか?