政治哲学

不幸を最小にする政治に期待してみたい・・・
日曜日の朝っぱらから・・・小(こ)難しいことを考えたくもないのだが・・・我社には初任給を業界No1にしたいとの明確なビジョンがある。私は、労働に対する正当な対価が保障されてこそ企業だと思っているので、この経営理念を何とか実現したいと思っている。簡単ではないが・・・。
で、小(こ)難しいことだが、政治哲学についてである。先日、ある先輩から・・鳩山政治と菅政治はどこが違うのか?と質問を受けた。理想主義が現実主義に変わるのではないかと、応えたいと思ったのだが・・・・。
勿論、鳩山氏の友愛政治は理想論だし、菅首相の最小不幸論は現実論だから・・・間違ってはいないと思うのだが。友愛論はそもそもがEU的政治手法である。が、「政治の目標は人々の不幸を最小化すとることにある」とするのは政治哲学である。
この考えの起源はハーバード大学で政治哲学を教えるジョン・ロールズ教授の「最小不幸社会論」に立脚している。対置する理論は哲学者ベンサムの功利主義「最大多数の最大幸福論」である。(毎日新聞水説から)
理屈を述べると、最大多数が幸福になっても、最小少数の不幸は許容されるならば・・・それを政治というか?民主主義は数である。少数が否定されるのは民主主義の原則であるが、果たして民主主義は政治哲学か?弱者が切り捨てられる主義を私は政治哲学だとは思わない。
「最小不幸論」は菅直人という政治家が、宰相に上り詰めたから言い始めたことではないと記憶している。前回だったか。前々回だったか記憶は定かではないが。民主党代表選挙に出馬した折にも訴えていた。
経営には経営理念がある。政治家には当然政治理念がある。菅首相の政治理念が、20世紀の知の巨匠といわれるジョン・ロールズの政治哲学から発しているとなると・・・その実現には相当な覚悟が必要だと思うが・・・・
菅内閣に期待してみたい・・・・                               Goto

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