死闘

わずか・・・4時間で。新聞の矜持に感動です。
PKでの決着が付いたのが・・・午前1時50分。怜悧な岡田監督の「今日の敗戦は私の力が足らなかった」と目を赤くしてインタビューに答えたのが・・2時15分前後・・・。
納得して寝ようと横になったのが2時30分。頭のどこかが冴えているのだろ・・なかなか眠くならない・・寝返りを何度も打って・・うとうとししてたら・・・ブブゼラの低い響きとは少し違う音が混じっている・・などと思いつつ。コトンと乾いた金属音が・・・。
そこで、新聞配達の単車の音と・・ポストに投げ込まれた音だと気が付き眼が覚めた。時計を見たら・・5時35分だった。おもむろに起きて・・・頭が重い・・敗戦で睡眠不足が身体に一番悪い・・などとぶつぶつ言いながら、新聞を取りに。
紙面を開いて「ドキッ」と驚いた・・・試合終了からわずか4時間。中日新聞の一面「日本8強ならず」「死闘PK戦で敗れる」(写真)と・・大見出しが付いているではないか。それにPK戦の結果表まで。
凄いと思いませんか・・・・試合終了と同時に、名古屋の編集局で原稿を書き、整理して、製版して、印刷して、販売店に配送して、4時間後に岐阜市の我が家のポストに配達され・・・その記事を読者がトイレで読んでいる。
勿論・・テレビを付ければ、各局とも朝のワイド番組で・・結果を大々的に報道している。何も新聞が・・速報を家庭に届け無くてもテレビやネットで分かる時代なのに・・・事実、各紙の一面を比較してみると、朝日と読売は「延長戦へ」の見出しで編集を打ち切っている。
毎日は深夜に試合が行われるとだけ報じ、日経は、3面で、試合前の状況を報じているだけで1面では、サッカーの記事は掲載していない。この違いはなんだろう。全国紙は地方紙ほどに小回りが利かない。時間的、物理的にそこまではできないからと言うかもしれない。
しかし・・時間的にも余裕のあるハズの地元紙も「日本延長の死闘」までで打ち切った。
なぜ・・中日新聞だけが、究極を追い求めたのだろうか?
私は新聞つくりへの「矜持」だと思う。・・・たとえテレビで、ネットで新聞より早く結果が分かるとしても・・・新聞は新聞。あらん限りの努力で・・新聞報道の使命を尽くす。その矜持が中日新聞に脈々と流れているからだと思う。
深夜の日本代表の死闘は国民に感動を与えた。私はわずか4時間後に・・・結果を新聞で伝えてくれた中日新聞の死闘に心より敬意を表す。                         GOTO
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6/30中日新聞   読売新聞     朝日新聞     毎日新聞      岐阜新聞     日本経済新聞   ブブゼラ

コメント

  1. Goto より:

    ご立腹ですね。私もサッカーを理解できない一人です。しかし・・スポーツとしてとらえれば、好きな人も嫌いな人もいるわけですから・・目くじら立てる必要はないと思います。   Goto

  2. レモンハート より:

    私はサッカーに興味がない。TV・新聞の大騒ぎには嫌悪感を抱く。日本選手はもちろん応援したい。しかしサポーターというカッコつけた横文字のやからは、殴り合いはするわ、殺し合いはするわ、警察が大勢来て何かと問題を起こす。スポーツ・バーの帰りは飲酒運転があたりまえ。道の真ん中で花火をあげる。他人の車の屋根に乗り大騒ぎ。サッカー競技もルールがあってないようなもの見つからなければなにをしてもよい。相手を蹴る、摑む・・。こんなのスポーツじゃないプロレスと一緒。新聞はそんなどうでもいいことに力をいれるよりスクープのひとつでもとってこいといいたい。