偉大なローマと貧相な日本??
またまた・・・漫画の広告か?と朝日新聞(7月1日付)を捲っていたら・・・朝日で私が一番好きな企画・・オピニオンのページではないか?あれあれ・広告じゃないのかと???。
紙面をよく見て見ると・・・漫画雑誌「コミックビーム」で連載中の「テルマエ・ロマエ」(2010年手塚治虫文化賞短編賞受賞・ヤマザキマリ作)から切り取った作品が掲載されている。
勿論、私はその漫画を読んだことはないし・・存在もこの紙面で初めて知ったのだからしたり顔はできないのだが。読んでみると・・いやいや・・・観て見ると・・・日本の議会政治・・それも選挙を皮肉った内容になっていて、なかなか蘊蓄があり面白い。
内容は別にして・・・そうか。朝日新聞のオピニオン記事も「漫画」で表現するようになったかと思うと・・感慨深いものがある。多分、参院選の最中、新聞の公平性を保つために・・特定の主張は避けようとの配慮もあって・・当たり障りのない内容を漫画で表現したのだと思うが・・・。
広告なら分かるが、新聞を読もう」との趣旨でブログを書いてきたが・・記事の紙面が全面漫画で覆われるとは驚きだ。これも時代の趨勢なのだろうか?以前では考えられないことだ。果たして・・新聞を読んでいる人・・とりわけ、朝日新聞の読者に・・この紙面が受け入れられるか疑問だ。
新聞記事面が漫画になる時代・・・・「新聞を読もう」を旨とするブログに価値があるのかと、思うと、唇寒しだ。それにしても・・・描かれている登場人物。ローマ人男性の凛々しさと・・・日本人の候補者の締りのない顔。
こんな自虐的な紙面を見せつけられては・・国民は政治家を信頼したり、尊敬したりしませんよねぇ。 Goto
7/1朝日新聞
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