芳香

目的は一朝一夕には成就しないものです・・・・
朝のウォーキング始めたのが7月の末。秋が深まりましたのに私は夏のファッションのままで短パンにTシャツ姿です。しかし、経験豊かな、お仲間達は、トレパンにジャンパーと・・・装いも変わりました。
私は、このウォーキングをゴルフの飛距離アップのためと・・・目的を明確にしていますので。下半身を鍛えれればと思い、随分速足で歩いています。五分も歩くと汗が出てきます。この時期では、まだ、冬の格好をする必要がないなどと・・・・と思っていますが。
今朝・・・・ふと気付いたのですが。ひんやりとした風に乗って・・・・良い香りが漂っています。うーぅん。薫風といえば春の代名詞。秋の香りは・・・・何て言うんだろと、思いつつ・・・匂いの源を探していましたら。スポーツ施設周辺の植え込みの木に咲く金色の小さな花から香ります。
そうです。金木犀です。秋の花と言えば・・菊香る・・菊の花。それに色取りどりに咲き乱れるコスモス等など。菊は厳かな感じ。コスモスは宴の後のよう・・・秋の花は春や夏の花に比べると・・・何となくモノ悲しく感じるのは・・・季節のせいでしょうか・・・・
・・・・金木犀の花も・・・匂いとは別に何となくモノの哀れを感じます。思わず立ち止まって・・・その可憐なひと花に近づき携帯のカメラに収めましたが、その香りを楽しみながら・・・うぅーん・・・秋の香りって・・・きっと芳香と言うんじゃないかと思い付きました。
金木犀の芳香が消えたら・・・この地方も冬。短パンにTシャツ姿のウォーキングも・・・衣替えが必要かなぁーと思いつつ、自然の移ろいの早さに驚き・・・一朝一夕には目的は達成しないモノだと、飛距離が伸びない現実に・・・・老いと・・・努力の狭間に悩む秋の朝です。                   Goto
P1000149.JPG P1000150.JPG P1000153.JPG
近隣に咲く花

コメント

  1. Goto より:

    何の興味も示さず・・・60数年も街を通り過ぎていましたが、いざ・・歩いてみますと、野辺や民家の庭先に咲く、秋の花が気になって仕方がありません。
    様々に咲く可憐な花に愛おしさを覚えるのは歳のせいでしょうか?
                    Goto

  2. リミスキー より:

    今年の我が家の金木犀の花は、ちょと変でした。いつもだと一週間ほどは香たっているのですが、今年はあっという間に咲いてあっという間に散りました。香がするな~と思ったのもつかの間でした。花の付き具合も少なくてさびしい秋の始めでした。あまりの酷暑が原因かと思ってみたりしていますが・・。