この国の経済をけん引する気概と誇りを持って欲しい・・・
公共事業を始めとする行政予算に依拠する地方経済に灯りは見えないが・・・・。メディアが米経済の低迷や円高を煽るため・・・日本経済の先行き不安が増幅されているが・・・・続々発表される大手企業の上半期決算・・・円高不安を吹き飛ばす勢いで概ね好調である。
リーマンショック以降・・・リストラを繰り返し・・・やっと業績を回復し好決算を発表する企業努力を・・下請けいじめの結果だとか、異常な合理化の成果だとか・・・批判しないで、率直に認めてはどうか。
企業の側も・・・不況の折は厳しいとか、大変だとか、難しいとか・・・・散々にマイナスのメッセージを発して置きながら、好況に転じたら、委縮した状態で決算発表をしないで、堂々と成果を誇り・・・合わせて企業理念なり方針を訴えるべきではないかと思う。
日本人の特徴なんでしょうが・・・・目立つことはせず・・誰かの陰に隠れてこそこそと・・うまい汁を吸う・・・そんな体質が企業にも沁みこんでいて・・・・慎重を美徳にすり替え、派手なパフォーマンスは避け、びくびくしているようの思えてならない。中央の経済界だけでなく、地方経済界も同様な体質を持っている。
そんな体質が色濃く出ているのが・・・不況から脱して・・・上半期の好調を発表する企業姿勢。その影響を・・もろに受けているのが・・・昨今の企業広告の減少ではないかと思っている。
地方の経済が疲弊して元気が無いからと言って・・・・大企業が遠慮することなど何もない・・・むしろ、好況をアピールして日本の元気を牽引すべきではないか・・・・。
その意味では・・・「問題・・・希望をつくろう」と題した・・・旭化成のメッセージ広告(写真参照 )は素晴らしいと思う。大手企業にはこの国を牽引すると言う気概を持ってもらいたいものです。
Goto
11/4日本経済新聞
コメント
いつもお世話になっております。
社会の持続的成長、お祈り致します!