三十光年

新しいことに取り組めば、才能は開花するモノです・・・・
正しいのかどうか?実は疑わしいのですが。と言われているので。事業を起こして、30年間生き延びる確率は3%だそうです。今月100社の法人が立ちあがったとすると、30年後の今月・・・創業しているのは3社しかない。97社が消滅ってことです。
そんなものかと・・・思うのですが。統計ではそうなってるとのこと。そう言えば・・・物事を続ける場合・・・数字の3がよく引き合いに出されます。すぐやめる人を三日坊主。辛抱して頑張る人を石の上にも三年・・・出版物でも創刊から3号目が発行できれば・・・30号までは続くと。
なぜ、3なのか?それもよく分からないのですが。宮本輝さんが毎日新聞朝刊に連載した「三十光年の星たち・・・」を読みました。うだつの上がらない青年に「三十年間を君はただまっしぐらに歩き通せるか」と問い・・・苦悶を続けながら三十光年・・生き抜く本道を探し求める物語です。
聖路加国際病院の日野原重明理事長は「私は今年で100歳を迎えます。これまでの人生は助走段階で、これからの30年がジャンプだと言う感じです。」「私には卒業や定年はない。現在も90近くの役職についている」「ほとんどがボランティア、報酬が発生しない自由な立場で働けるのは生きがいです」
「ひとは創(はじ)ることを忘れない限り、いつまでも老いない」「幾つになっても前向きな気持ちで、新しいことに取り組めば、才能は開花するモノです」と。その単位が30年刻みにも驚きです。
私は今年62歳。三十年後には92歳です。想像できない年齢と時間ですが・・・今日から30年後の自分のあるべき姿を思い描き、それに向かって・・・三日、三ヵ月、三年と、コツコツと続けて行けば・・・多少は光り輝く自分なりの人生が過ごせるのではないか?と宮本さんの小説、日野原さんの生き方から思えてきました。・・・
三十年間・・・同じことを遣り続けて(勿論、同じことでも進化し続けるモノですが)こそ、花開くのだと思うと、なぜか、勇気が湧いてきます。92歳・・・3%の側で頑張れればの話ですが。  Goto
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三十光年の星たち 上下巻 宮本輝

コメント

  1. Goto より:

    ありがとうございます。
    先日、88歳になられる先輩にゴルフの指導をして頂きました。矍鑠たるモノで、飛距離も200ヤード。時々オーバードライブされます。
    パターも強気で、ショートは一度もありません。なぜ。。。とお聞きしましたら、毎日、一時間プールで歩いているとのこと。朝のウォーキングに力が入ります。
    Goto

  2. リミスキー より:

    後藤社長なら必ず3%に入れます。だから100%です。

  3. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    よろしかったら・・おりべ?楽部のスタッフに、本を届けさせます。Goto

  4. レモンハート より:

    まだ読んでいません、さっそくじっくり読んでみます!!30光年って凄く長い。震災の日が初版の発行日なのも何かこの本のテーマの不思議さを感じます。結果をいち早く求める現代社会に、このテーマって人によっては何も感じない人も多いはず。宮本輝らしい。書店に行ってきます!!
    「錦繍」「優駿」「泥の河」「蛍川」「流転の海」私が好きな宮本作品です。心にゆっくり沁み込む作品ばかりです。ぜひ。

  5. 夏原健次 より:

    おはようございます。
     全国ゴミ拾いクリーンキャンペーン活動!にご協力宜しくお願い致します。
     全国ゴミ拾いクリーンキャンペーン活動のPR活動をさせていただいております。
     ゴミのポイ捨てが止まりません。ゴミのポイ捨ては軽犯罪です。私は毎朝地域のゴミ拾いのボランティア活動をさせていただいております。ゴミのポイ捨てをなくすためにはゴミ拾いのボランティア活動を広げるのが効果的です。ゴミ拾いクリーンキャンペーン活動!を全国へ呼びかけさせていただいております。
     全国ゴミ拾いクリーンキャンペーン活動! 毎朝ゴミ拾いにて、おはようございます。
     ゴミのポイ捨てのない明るい社会になりますようにお祈り致します。