古都と放射能

難しい選択だったんでしょうね〜。岩手県の陸前高田市の松を、京都の五山送り火で、焚くのは?まだ、まだ燻り続ける原発事故について、こんな見解を持っています。
一つは、なぜ、これほど、放射能について、日本人は過剰反応するのか?
被爆国であるから、当然だとの声がありますが、私は申し上げたい。
あの原爆を投下されて66年。広島でも、長崎でも、被爆に対する研究が行われて来たはずです。
いや、日本中の大学や研究機関で、調査研究が行われて来たはずです。
にも関わらず、被爆と健康の因果関係について、如何なる科学者も統一的な見解を発表しない。500本の「まき」を焚くとその煙から、どれだけの放射能が舞い上がり、京都の街にどれだけの影響があるのか?人体に??
誰も、解らない。知らない。だから、わずか、数十通のメールか?電話かの、風評被害に恐れ慄き、付和雷同型のモンスターペアレンツの戯言に振り回される有様。私は、被爆国である日本で放射能と人体に関する研究を真面目に、やってる機関は無かったのではないかと疑問を持っている。これは明らかに、国の怠慢、科学者の現実逃避ではないか?
だから、誰が考えても、岩手県、陸前高田の松を焚く事で、人体に影響などあろうはずがないと、知りながらも、怯える事になる。情けないというよりは、もしも、日本に原子力の研究者が存在するならば、即刻、看板を降ろせと申し上げたい。
それから、もう一つ。核兵器の研究を放棄すれば、核と人体の研究はできないのだ。
核兵器をタブー化してしまったこの国では、放射能汚染が人体に及ばす影響など、鼻っからわからないのだ。分からないのだが、その責任を政府に押し付けて・・・不安だ不安だと、騒いで、何の意味があるのか?
今からでも遅くない。政府は、核兵器保有国に頭を下げて、放射能に対する研究データの提供を受けるべきだ。でないと、京都五山送り火問題は、今後も頻繁に起こる。私は、核武装には反対だが、核兵器の研究までもを放棄する事には、大いに疑問である。 Goto
追伸
写真は京の歴史絵巻物、京都三大祭りの一つ時代祭を描いた、風呂敷です。
日本のルーツ。古都。京都には千に近い神社仏閣があると聞く。日本民族の精神、魂を慰霊する聖地でもある。この大震災で亡くなった人々の盆送りができないのは、返す返すも、哀しいことです。
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時代祭り(風呂敷)

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