予算を掛ければ、なんでもありの時代ですね。
17日の土曜日。向上心に溢れる、我が社の精鋭部隊SP本部・・・私は、米陸軍特殊部隊グリーンベレーの猛者をもじって「Rambo」集団と名付けていますが。・・・・の研修会がありました。
所用で席を立たって、ふと、目に留まった、朝日新聞の夕刊。
題字下にカップヌードルの商品が目に付く・・・うーん?と首を傾げ、手にとって新聞を開くと、記事中も、突き出しも、そして、記事下も・・・・一面の広告が全てカップヌードルの広告。なんじゃこりゃ。
ひっくり返して、裏面をみれば、14ページ立てで、テレビ欄にも「カップヌードルミュージアム」横浜にオープンと、10段ぶち抜きで。2・3面の記事下は、I?ラブカップヌードルと7段で、男性と女性が。お湯とともに40年・・・・9月18日はカップヌードル40回目のバースデーと。
4面にはカップヌードル誕生までの歴史。5面も無理やり、通常の記事を14段に押し上げ、全一段で歴史の一コマを。6・7面は1971年の発売から、カップヌードル、時代と共にと、株式欄も押しやり、3段、5段で。
8・9面は文字どうり、見開きの全ページで、40年間に発売した73品目をインターネットで「総選挙」して、順位を決め、復刻するための投票結果の発表。(この辺が広告代理店のあそびごころでしょうか?)
くどいですねぇ。10面には40周年記念・・・プレゼントと10000名に。11面が、今も発売されてるカップヌードルのラインアップの紹介。社会面対向の12面が、横浜みなとみらいでOOH(屋外を同じ広告で一色に染める宣伝手法)する案内。7段。社会面(13ページ)は19日のイベント(FM東京のネットで生放送)の案内で、アーティストの写真が。
そして、最終面が、カップヌードルミュージアムのオープンと創業者の紹介。14ページ全てにカップヌードルの広告が。これって、明らかに夕刊ジャックですよね。
天下の朝日新聞もここまでやるか?と思うのと、カップヌードルを食べる層と朝日の夕刊の読者が、ミスマッチでなければ良いがと思いつつ、日清食品の乾坤一擲の大キャンペーンに・・・・ほくそ笑む、広告代理店担当者の顔が浮かびます。
ここまで、予算を掛けるカップヌードルって、偉大なんでしょうね。
我が社のRambo諸君もいずれは・・・こんな仕事も・・・・・・・Goto
9/17 朝日新聞 夕刊 1面(左上)から14面(右下)まで
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