飲水不忘掘井人・・・・不義理はないか?
今年ほど、人とひとの繋がりの大切さを実感した年はないと、感じている人が多いのではないでしょうか?私も、被災地の友人の安否を気遣い、家族を探す被災者の姿に心を痛めました。
大事の前に人は、何ができるのか?あまりの無力に、自己嫌悪に陥っています。クリスマスさえ、例年と違う。単純に、楽しめない。喜べない。ワイワイやりたくない。むしろ、一人で、静かに過ごしたい。そんな気分です。
今年の漢字は「絆」でした。
私が、ひねくれ者なのか?それとも、天邪鬼なのか?自分では判断できないのですが。
人とひとの繋がりを「絆」というのはわかりますが。私には、今年の漢字「絆」がどうもスッキリきません。
人は、一人では生きていけないのですが、しかし、強いモノだと、思っています。
その時が、どれだけ、辛く困難であっても、逞しく生きて行くモノです。人は、生まれてきたのも、死ぬのも所詮は一人です。そこに、どんな「絆」もありませんし、必要としません。
「絆」という響きに、人の逞しさを感じません。むしろ、いたずらに、「絆」と叫ぶことによって、人とひとの繋がりを卑屈なものにしてしまうのではないでしょうか?弱さを押し付けているのではないでしょうか?
今年も、一週間を切りました。「絆」が上滑りしないよう、この一年、思いをはせねばならぬ人に、不義理をしてないか?社是である「飲水不忘掘井人」を、忘れてしまってはいないか?「絆」の文字を眺めながら、振り返っています。 Goto

コメント

  1. Goto より:

    そうですよねぇ。強い意志と覚悟。
    始めることをやめなければ、若くある。と申します。高齢者だから、弱者。だから、絆が、では。
    高齢者こそ、チャレンジです。強い意志で。Goto

  2. レモンハート より:

    こんにちは。
    きのう、仕事が終わり家でNHKのドキュメント
    を見てました。
    フリーダムライダーズがKKKの過激な行動に
    屈することなく非暴力で黒人の自由を勝ち取る
    http://democracynow.jp/video/20100201-1
    涙がでました。
    絆も大切ですが、
    立ち向かう『覚悟』と『強い意志』。
    このドキュメントを通じて感じました^^
    ※よろしければ、一度上記アドレスをのぞいてみてください。