あの政党は、責任論が分かってない。
日本の財政状況は、先送りのできない状態です。いや、そうでない。国民の資産は負債を上回っている。まだまだ、大丈夫だ。との声も聞こえますが。予算の60%を借金で賄う異常に耐えられないのは誰の目にも明白です。にも拘らず、まるで、知らぬ存ぜぬの無責任政党があります。
山で遭難した人から、こんな話を聞きました。雪崩に遭遇。死者が。その責任は誰にあるのか。如何なる不慮の事故であっても、その責任はリーダーが負わねばなりません。では、どのように責任を負うのか。
死者が生還することはありません。だとすると、補償するか。二度と過ちを犯さぬようにするしか方法はない。その通りだが、それは事故処理であって、責任を負うのとは違う。で、その遭難者曰く。最も賢明な責任の取り方は、事故を起こさないこと。
危機を常にシュミレーションして、事前の策で防ぐこと。責任を取るとは、無事にそのプログラムを消化することだと。納得だが。しかし、あまりにも当然、当たり前だから、そのことが責任を負うことだと、思わない人が余りにも多い。
借金で国の予算を組むのは異常です。当たり前ではありません。赤字国債の発行は異常なことです。それを、為政者である政治家も、国家の舵取りを自負する官僚も、異常だとは思わない。いずれは景気が回復し、税収が増え、財政は正常になると、どこかで、疑わない。
ほんの、二年前半前まで、リーダーだった政党。その党大会。手のひらを返すように消費税増税に反対し。国際化に逆行して、TPPから目を逸らし。エネルギー戦略にも目を塞ぐ。で、スローガンは日本の存亡を懸けた政治決戦の年である」と解散、総選挙を迫る。政策論議よりも政局に走る。党利党略以外何もない。
だれが、こんな借金漬けの国にしたのだ。当たり前のことを当たり前にやらなかった。その政党じゃないのか。責任の負い方。取り方がまるで分かっていない。よほど、真剣に責任とは如何なることかを、反省してもらわねば、リーダーになれる日は、程遠い。
もし、いや、必ず、このままでは、デフォルトが。その時。だれが、責任を取るのでしょうか。
私には、見えます。「俺は聞いてないぞ」と過去の、今の、リーダー達が叫ぶ姿が。Goto
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