新しい新聞に挑戦

大人も、子ども新聞に目を向けて見てはどうでしょうか。
本屋さんの店先から、様々な月刊誌や週刊誌、情報誌が次々と姿を消す売本受難の時代が続いています。そんな中。一人気を吐くのが、マンガ本です。
先日の江戸出張。10時までに新橋の支社にと、8時台の新幹線に。ビジネスマンで満席。景気の底堅さを実感しながら。周りを見回しますと、さすがに日本の働き蜂達。粗方が、パソコンに向うか。書類を広げている。
取分け、真剣に本を読む隣席のやや薄髪のおっさん。同年配かと、親近感を抱き。横目で、読んでる本に目をやれば。なんと、それは漫画本。マンガは子どもが読むものと勝手に決め、手を出さないのは、間違いかもと。固定観念ほど、人幅を狭くするモノはない。ちょっぴり反省。
私はといえば、持ち込んだ新聞を捲る。日経、朝日、毎日、中経。まるで鞄がドラえもんの袋みたい。次から次と新聞が出てくる。で、目に留まった記事が。読売のKODOMO新聞。発売から一年余で20万部突破の見出し。
中日は日曜日にジュニア中日のタイトルで4頁。地元紙も火曜に子ども版で4頁。毎日には歴史のある子ども新聞がある。11年4月からスタートした小中学校の新学習指導要項に「授業で新聞の活用」(NIE)が盛り込まれ、子ども新聞が様々に活用されていると聞く。その影響もあっての、発行部数の躍進か?
新聞を読もうを、ライフワークとする私としては。「新しい新聞づくりに挑戦」する新聞社の姿勢に。子どもに新聞を読ませる文科省の方針に。何だか、嬉しくなり。ひとりほくそ笑んで・・。隣席を・・・。
そうか。最近の日本の世相。混迷が続いているのは。あまりにも政治や経済に関する常識が欠落しる大人のせいだと分析する私としては。マンガはもはや、子供のモノではない。だとすれば、子ども新聞は、子供のための新聞だが、その内容は、大人が再確認。再理解すべきモノだ。
新聞を読まない大人に、子ども新聞を読もうと、奨めるのも、一考かも知れない。私も、マンガ本を読んでみようかなぁ?どなたか、還暦過ぎのおっさんにどんな漫画が面白いのか教えてください。Goto

5/10読売新聞

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