住友化学のCSR

凛と背筋を伸ばして・・・・
政治の批判も、貿易収支の赤字も。為替の問題も、金融緩和も、経済の停滞も。
少子高齢化も。地方の崩壊・・・教育の荒廃。それから、何だったっけ。基地問題にオスプレイ。それに領土問題などなど・・・この国を取り巻く不穏当なニュースが巷に溢れるが・・・
情報もないのに毎日、情報を流し続けねば商売にならない新聞やテレビの報道番組のお陰で、重箱のすみを突くようなニュースを、針小棒大に見せつけられる。そのお陰で、この国の人たちが、暗い気分になり、背中を丸め下を向くと、自虐的にしかモノを考えられなくなると、思えて仕方がない。
でも、そんな、マイナーな報道に負けてはいけない。落ち込むことなどない。世界で頑張ってる企業はなんぼでもある。そんな元気な企業の活躍を取り上げ、共に元気をだそうではないか。
WHO(世界保健機構)によると、2010年。マラリアの発症数は全世界で2億1600万人。近年「ロールバック・マラリア」(RBM)運動の盛り上がりで、減少傾向にあるが、それでも死者数は65万人。その91%はアフリカ地域。
RBMをなんとかしたいと立ち上がったのが、日本の総合化学メーカー「住友化学」。
工事向けに開発した防虫網戸の技術を生かし、耐久性・通気性に優れ、人体に安全で、防虫効果が5年以上持続するハイテクノロジーな蚊帳(オリセットネット)を開発商品化。
このマラリア抑止に画期的な商品企業のCSRとして、タンザニアに技術を無償提供。現地に合弁会社を設立。1張の価格を5ドルで生産。7000人の雇用を生み出しているそうな。オリセットネットは01年WHOからマラリア抑止に有効との認定を受け。ラオスではオリオットネットの使用で村全体からマラリア被害がなくなったとの報告もある。
アフリカ全土に広がれば。マラリアでの死亡は激減する。住友化学はCSRとして、利益の一部を還元してタンザニア、ケニアなどアフリカ諸国で学校建設に協力してるとも。この日本企業の活躍は、何を隠そう。第19回読売新聞国際協力賞受賞の記事で知った。
暗いニュースばかり報じ、日本人の心を萎えさせている新聞の責めてもの罪滅ぼしだと思いながら。住友化学に敬意を払いながら。我社とて、地域みっちゃく生活情報誌の発行エリアでは、社員スタッフと読者が一体となって、地域貢献のCSRに取り組んでいる。住友化学のような国際的な活動ではないが、背筋を伸ばしている。Goto

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