安倍新政権。自民党先祖返り政権か?本気の危機突破内閣か?その試金石が・・・
年末になると、一年の始末や片付け。来年への準備や期待が交差し、何かと気忙しい。それを称して、先生が走り回るというのだろう。世の中には、そんな繁忙期を狙って、コソコソと悪巧みをする輩がいる。オレオレ詐欺なんかが、その典型だが・・・
この国の最大のガンは、国家財政を省益の名の下に食い荒らす「シロアリ」である。
民主党政権は、「シロアリ」退治を「政治主導」と称し、実践しようともがいたが。結果は真逆。シロアリの逆襲に、足元どころか。主屋まで食い荒らされ・・倒壊してしまった。
その「シロアリ」が年末のドサクサに紛れて、やってくれるじゃないか。
そうです。政界が、政権交代でバタバタしてる間隙を縫って。日本郵政社長ポストを財務省の次官の天下り先に固定させようと画策。強引に決めてしまった。
何ともはや「シロアリ」の増殖欲は凄まじい。が。「お前ら。天下の自民党を舐めとるんか」とばかりに「政権移行期に重要人事を行うのは許さない。官僚出身者を社長に据えるのも認められん」と怒り心頭するのが、石破幹事長。日本郵政は株式会社だから。人事権の行使は取締役会で決めれるのだが・・・・。株主は政府のみ。
官房長官に内定している管衆院議員も「自分たちの権益を守る人事は許せん」と息巻く。勿論、管議員は小泉政権当時の郵政民営化を推進した上げ潮派。と、ここまでくれば。安倍新政権は、人事をひっくり返し、「シロアリ」退治のスケープゴードにこの郵政社長人事をと・・・・なると、思うのだが。
「シロアリ」の頭目はそんなことは計算済み。なんせ、新社長は、安倍総裁が官房長官だったころ。首相在任当時の官房副長官を務めた安倍人脈の「シロアリ」。安部さんの性格や足元を百も承知。ねじ伏せれるとの自信が背景にある。オレオレ詐欺以上の悪巧み。お見事といえば、お見事・・・・
さてさて。安倍新政権。自民党の先祖返り政権か?それとも、危機突破内閣なのか?その本質が。この人事への対処で分かるというもの。私は。復活長老議員達の抵抗で変更なくこのまま「シロアリ」が勝利すると思うのだが。
安部さんの試金石だと注目したい。Goto
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