悪徳商法

レーガノミクスとアベノミクス・・経済学って難しいですね。
なるほど。経済学ではこんな考え方もあるのかと、考えさせられます。このところ、浜田何某さんとおっしゃるエール大学名誉教授の経済学者が、安部首相の理論的支柱として俄かに注目され。1ドル、110円でもクラッシュしないとアベノミクスを強力に推進され。世の中浮き足立ってることに反して。
アベノミクスって。インフレ、円安、株高のことと、定義されてる様ですが。それはイメージ先行。ブランドの一人歩きのようなもの。レーガノミクスのカラクリを知って、アベノミクスのまやかしに騙されないようにしましょう。
レーガノミクスとは、米国経済の供給力を強化するための政策体系(サプライサイド経済学)。供給力の強化で、インフレ無き高成長実現する・・・レーガン政権のイメージ戦略。実態は供給力の強化とは、程遠い、バラマキ型の需要大拡張政策。財政収支も対外収支も大赤字。
サプライサイド経済学は、インフレ病に侵されていた米国経済をさらに、悪化の方向に追いやり、「双子の赤字」を産み落とす力学を内包する政策であることはこと歴史が証明している。
と、レーガノミクスを痛烈に批判するのは、かの紫色髪の経済学者・浜矩子同志社大教授。
レーガノミクスは、実質経済成長率3%台。インフレ率2%に向かい、インフレ無き高成長実現したではないかの声にも。当時の米国金融政策が「量的引き締め政策」の最中であり、FRBが極度に資金供給を絞っていて。
政府がバラマキ財政なら。金融政策は大引き締めで、財政インフレの影響を吸収する。その姿勢に徹したFRBの対応が猛烈な高金利をもたらし。世界中から資金を米国に引き寄せ急激なドル高が進み、インフレ圧力のガス抜き効果となり、政府のインフレ政策の尻拭いをFRBが引き受けた結果が、レーガノミクスの「インフレ無き高度成」の正体。「金融政策への便乗商法」だとも。
アベノミクスの正体は、「日銀に作り出させる円安」で経済を浮揚させようとする「金融政策への恫喝商法」。法改正をちらつかせながら、言いなりになることを強要する「悪徳商法」で、レーガノミクスの便乗商法よりもたちが悪いと。(毎日新聞危機の真相から)
鋭いご意見で、経済学って・・・なかなか難しいモノだと、首傾げるのだが。
では。浜教授に質問ですが。レーガノミクスが、便乗商法であれ、イメージ戦略が功をそうして「インフレ無き高成長」を実現した事実に何とお答えになるのでしょうか?事実は事実で、批判は後付だと思うのですが。
それに、現下のデフレ状況を放置したままで良いのでしょうか?
脱却するにはどうすれば良いのか?机上論ならどんな批判も可能ですが。経済学者としての具体的な処方箋を示して頂きたいものです。
でも、悪徳商法とは酷すぎませんか。経済学って結果論、気楽なモノですねぇ。Goto

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