CM天気図が、同じ視点で論じられている。
これは処世術なんだろうか。それとも身勝手なんだろうか。悩むのだが・・・・。
人は自分の考えや意見と同じ人がいると無性に嬉しくなり、ツイツイ自慢したくなる。人と考えを合わせて相手を引き込むのは処世術。自分の意見と同じだと自慢するのは身勝手。
朝日新聞のオピニオンページに掲載される天野祐吉さんのCM天気図・・・業界関係者ならずとも、TVCMの有り様で、世相が学べる貴重なコラム。愛読しています。6日付のタイトル「言葉の奥行き」では映画広告としてロバート・デ・ローニと松田龍平の掛け合いで映画を語る「ドコモdビデオ」のCMが面白いと・・・
ハリウッドの名優デ・ニーロ。彼が語れば「キザなセリフも」ズッしりと名セリフの重みが出てくる・・・奥行きのある言葉に出会うには、いい映画を見ることだと思えてきたと。そして、月525円で7000本の映画が見放題という「ドコモdビデオ」・・・なかなか渋いCMだと評する。
うーん。「ドコモdビデオ」・・・2/27付のこのブログで。映画館になかなか行く時間が取れないおっさんとしては「虚と実の溶ける不思議な映画の夢」(新聞広告のコピー)に月525円で見放題とは嬉しい。面白い広告だと書いたが・・・・。同じ題材の広告を、TVCM編で天野祐吉さんが・・・私と同じ評論をする。
天野さんも私も広告の業界に生きている。大御所と同じ視点だと思うと。何となくだが「どうだ」と自慢したい気分になる。これを身勝手というのか。それとも、大御所を利用する処世術なのか?悩ましい。Goto
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