新聞も月に一度ぐらいは、HAPPY NEWSしか掲載しないようにしてはどうか。
毀とは「そしる」ことを。「誉」と「褒」は字の如く褒めることであり「貶」は「けなす」ことを意味する。日々、新聞のページをめくって、よくもまぁ。これほどに世間は毀誉褒貶に溢れているものだと感心する。新聞とは毀誉褒貶であるとは、まことに、言い得て妙である。
新聞をしてこんな風に評する人もいる。
スポーツ欄には人間が肉体を駆使して達成したこと記録が報じられ・・・
一面は人間がしでかした失敗ばかりが臆面もなく綴られていると。
新聞は一面とスポーツ欄だけではない。経済も国際も文化や健康、教育も、三面記事いわれる社会面もあり、更には「社会の写し絵」である広告面もある。だが。新聞を購読する大概の人は。一面の見出しをチラッと眺め、スポーツ欄と社会面に目を転じてしまう。
なぜか。性善説を取る分けではないが。人は人の不幸や失敗をある程度は許容して受け入れるのだが。そんな記事では心が満たされることはない。むしろ、心に響き、感動するのは、不幸を跳ね返し敢然と生きる姿や、陰徳を積む奉仕の精神が披瀝される記事である。
あまり知られていないが。読んで幸せを感じた新聞記事とその記事へのコメントを募る「HAPPY NEWS 」なるコンクールがある。今年で9回目。日本新聞協会が主催している。2012年の受賞者が決まった。応募は過去最多の1万5935件。その中から25人が受賞した(読売新聞)。
最優秀の記事は「聴力と視力を失った女子大生が治療を続け、人間関係築いて行く姿を紹介した」朝日新聞。寄せられた感想は「懸命に自分人生を歩いている人がいるという事実が私を幸福感でいっぱいしてくれた」が選ばれた。
新聞協会の「HAPPY NEWA」の取組は素晴らしい。願わくば、受賞記事を書いた記者にも最高の名誉を与え表彰してあげればと思う。私は月に一度で良い「HAPPY」を感じる記事ばかりの新聞を発行して欲しいと願う。毀誉褒貶の毀と貶を排除し、誉と褒ばかりの記事が掲載された新聞が届けばどんなに楽しいかことか。
我が社の「地域みっちゃく生活情報誌®」(11県・47誌・292万部・全戸配布)の目的は、手にとってページめくって頂くファミリーの一人ひとりに「HAPPY」感じ、利用してもらうことにあります。ですから「地域みっちゃく生活情報誌」には毀と貶は掲載されません。
だから、我々は地域みっちゃく生活情報誌®を「HAPPY. Media」(ハッピーメディア®)と呼んでいます。Goto
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