不戦月

さらば日本の夏8月・・・「葉月・秋風月・燕去月」・・・
明日で8月(葉月)も終る。甲子園の歓声が消えると夏が終わるとこの地方では言われますが、案の定、好試合の決勝戦、前橋育英の優勝・・県岐商が岐阜県代表で決勝戦を前橋と戦えば両チームとも、監督とキャプテン(エース)の父子鷹対決で盛り上がったのだが。残念でした。
二日後の24・25の土日に・・結構な雨が降って、各地の夏祭りが中止。その夜から、虫の声が一斉に聞こえ・・月が妙に綺麗・・猛暑、酷暑だったこの夏も・・・・。8月の別称を「葉月」の他に「秋風月」と呼ばれるのも納得できる。
この夏で特に印象に残ったのは映画「JFK」で私も知ってる社会派監督の「オリバー・ストーン」さんが8/6に広島を訪れ「戦争を終らせ、犠牲少なくするために原爆投下は正しかったというのは神話で、実際にはウソだ。米国の子供達には世代を超えてウソが教えられている」
「米国が原爆を投下した理由は社会主義ソ連をけん制するため。原爆を落とさなくても戦争は終わっていた」と米国の歴史認識の間違いを指摘したのには・・・胸のつかえが降りた気分。願わくば、核軍縮を掲げノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領には、広島と長崎を訪れて欲しい。
68年経て尚、戦争責任を歴史認識の不理解として、執拗に日本バッシングする韓国・中国の首脳にも・・・戦争の悲惨さを平和の尊さを共有する意味でも、広島・長崎をと願う。日テレの夏の一大イベント「24時間テレビ」のテーマが「日本って」だった。
そもそもが「ヤラセ」臭くて首を傾げる番組だと思っていたが。今年は違った。日本全国の市町村を訪ね「日本って」と聞くコーナー。85%の人が「平和」「安心」だと答えていたのに感動した。平和とは何か。平和の尊さを守り続ける熱い議論を真剣にする時期にきたのかと思わざる得ない夏だった。日テレには8月を不戦を誓う月・・「不戦月」と命名して番組作りを願いたい。
そうそう、この夏、我が社の駐車場の燕の巣に、今年も燕が飛来・・可愛い雛が誕生したのだが。ゲリラ豪雨のせいなのか。それとも突風なのか。はたまた、猛暑で乾燥したのか。巣が崩落。雛が落命した。あれあれと・・・ねんごろに弔った。
燕って逞しいねぇ。翌日から、新築にせいを出し、数日で完成。その必死さに感動。そして、再び雛が誕生。その雛もあっという間に成長・・・巣立って行った。元気でまた戻って来いよと旅立ちを見送った。・・・8月の別称を「燕去月」とも云うんですって。
さらば2013年夏「葉月・秋風月・燕去月」そして「不戦月」・・・・Goto

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