広告批評・・その1

縁側に座り、チーズとブランデーで更待月(ふしまちづき)を愛でるとするか・・
このブログ、テーマは「新聞を読もう」です。一説では日本人の活字離れが進んでいる。その象徴が雑誌と新聞の発行部数が急激に落ち込んでいるからと言われています、新聞を読む人が増えれば活字離れが止まるのではと考え・・・新聞を読もうテーマにしているのではありません。
雑誌は良くわかりませんが。新聞の発行部数が落ち込んでいるのは2002年53,60万部の総発行部数が12年では47,70万部・・・10年間で12%減少(日本新聞協会)していますから、それは事実ですが。活字離れとは全く関係ないと思っています。
私は、昨今、若者の活字離れは止まって、むしろ増えているのではと思っています。活字離れが進んでいるとすれば、高齢者が活字読む根気がなくなり活字から遠ざかり始めたのが原因ではと思います。少なくとも、新聞の減少は高齢者の新聞離れにあることは確かです。
スマホやガラケーで最も利用度が高いのはメールです。メールは活字。若者が日に何十回と受送信するメール。そんな時代が過去に合ったでしょうか。その意味でも、若者が活字離れしていないと言えるのではないでしょうか。
私が「新聞を読もう」訴えるのは、社会の基礎的を情報を新聞から日々取り入れることができるからです。そうなれば、メールの質と申しますか、中身が濃くなります。詰まりは幅や味の深い人間になれると信じているからです。
話が逸れました。「新聞を読もう」新聞には、思わずなるほどと唸ったり、心時めかし買ってみよう、行ってみようと楽しくなったり、季節の彩りを教えてくれたり、知識や理解を深めて得したり、と思える「広告」が満載です。「広告は社会の写し絵」ですから・・・・
例えば9/19・・・朝日新聞の掲載された「秋の夜、お月見しながら・・フロマージュ・・」のヘッドコピーの全ページ広告(写真参照)・・・中秋の名月・・・の日に満月とチーズを並べ、フランスのチーズの勧め。
日本の秋の風物詩「お月見」の習慣、数千年前から中国で伝わる宮廷行事、それが平安貴族の遊びとして広がり、今に伝わる。歴史のロマンに思いを馳せ、日本の風流とフランスが誇る高品質な美味しさの素敵なブランデーを楽しみませんか・・・とコピーが訴えれば・・・
そうだなぁ・・と、縁側に座り、秋の夜長・・更待月(ふしまちづき・満月から五日目の月名))も悪くない・・・つまみの芋の煮っころがしをチーズに変え、日本酒をブランデーに変えて月を愛でるのも悪くない。新聞をめくれば、広告に国際交流と季節の移ろいまでも同時に楽しめます。広告批評じゃなくって謳歌になりました。Goto
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9/19朝日新聞

コメント

  1. 藤掛 より:

    赤ワインもいいです。
    その際チーズは、ブルーチーズのロックホールが、個人的には、おすすめです。

  2. Goto より:

    そうですか?洋酒に疎いモノですから。
    赤ワインではダメでしょうか?
    Goto

  3. 藤掛 より:

    さしでがましいですが、
    フランスだったら、
    チーズに、コニャックかアルマニャック
    ではないでしょうか。