編集長更迭

これは弛緩している朝日新聞社全体の問題だと思うのですが・・・
電車の中吊り広告か新聞広告の見出しをみるか、床屋の待ち時間以外に読むこともない週刊誌だが。10/9発売の「週刊文春」の「週刊朝日の編集長がセクハラ常習で更迭」と「週刊新潮」の「悪質セクハラ」には思わず目を疑った・・読まなくても想像できる内容にではない・・・
・・この事件に対して朝日新聞は10/8に当事者を懲戒免職したと発表。朝日新聞出版部管理部・朝日新聞広報部は「重大な就業規則違反があった。就業規則内容については関係者のプライバシーに関わるため、公表は差し控える」とコメントし解雇を追認した。なぜ、10/8に処分したのか。両週刊誌がスクープすることを知って・・・慌てて処分したとしか考えられない。
政治家が週刊誌がプライバシーを暴露する・・その発売前日に、役職や議員を辞職するのと全く同じ。そんな姑息な手を天下の朝日新聞が取るなんて。ペン先鋭く政治家を糾弾、とことん政治家を追い詰めるのは朝日新聞のお箱じゃなかったでしょうか。それが、なんだ。この無様さは。週刊誌がスクープしたぐらいで、うろたえるな。みっともない。
新聞には新聞社の立場ってものがあるんじゃないの。だから「関係者のプライバシーに関わると」更迭理由を明らかにしないのだが・・。しかし、この編集長は週刊誌に実名で書かれてる。では、かばうべき関係者とはだれか?セクハラ被害者の女性社員のこと?それも違う。ネットでは訴えた女性達の名前も明らか・・・
むしろ、訴えたことに勇気ありと称賛の声も。では、守らねばなら関係者とはだれか・・・それこそが、自分たち、即ち、社内綱紀が緩んだ朝日新聞そのものではないでしょうか。言いたくもないのですが。守らねばならないはずの関係者たる社員達は・・・たかが、週刊朝日の編集長のセクハラ・・俺たちには関係ない。迷惑千万と思っているのが実態ではないでしょうか?
その結果が…・・・・更迭したセクハラ編集長の後任が・・・朝日新聞写真部の女性部長だそう。この人事、新編集長を存じ上げないのに、こんな物言いは失礼ですが、この際だ、女性なら誰でも、適当な奴を当てはめろ・・・そんな意図が姑息な首脳陣に見え隠れるるのですが・私の思い過ごしでしょうか。
新編集長は、そんな批判も覚悟の上とは存じますが、腹を括って週刊朝日存亡の危機に立ち向かって欲しいとエールを送ります。Goto

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